ビジコン奈良2012レポート

起業元年 新 奈良時代の幕開け!
遙か1300年前、日本の国づくりは奈良から始まり、多くの渡来人に支えられ、文化、芸能、産業など多くの礎が築かれました。
本コンテストを通じて、潜在する起業家本能を呼び覚まし、世界に通用するビジネスモデル、ビジネスパーソンの発掘・育成に取り組み、この歴史ある奈良から新しい時代を拓いていくことを目指します。

奈良県では、多くの起業家を輩出していくために、商品・サービスや販路などについて、斬新なアイデアを持つビジネスプランを全国から募集します。 審査を得て、特に優秀と認められたビジネスプランを提示した起業家には、その栄誉を讃える表彰並びに賞金の他、必要に応じた経営相談や情報 提供などによるサポートを致します。 さらに、応募段階から専門家による添削指導が無料で受ける事が出来き、ビジネスプランを書くのが初めての方でも、安心して応募できるように サポート致します。

 表彰

「賞金加算評価式」を導入。プランが評価されるごとに、賞金額が加算されます。

スケジュール

交流会:決勝大会後に、交流会を実施。ファイナリストやオーディエンス、そして、審査員、起業支援機関などが一堂に会して 交流を深めます。

 スケジュール

 審査基準

基本となる評価(各部⾨共通)

「新規・創造性」「市場性」「競争優位性」「成長・収益性」「実現可能性」の各審査項目により、奈良発で新たな事業展開を目指すビジネスプランを評価します。

まほろば部門

奈良県内の地域資源を活用して、利益をあげつつ社会の課題解決や新たな事業の展開が期待できるビジネスプランを評価します。

アンダー22部門

若者らしい着想から創出される斬新で夢のあるビジネスモデルと実行力を評価します。

 二次審査

ベンチャー部門及びまほろば部門は二次用事業計画書、アンダー22部門はエントリーシートにて起業支援の経験豊かな審査員が「新規性・創造性」・「市場性」・「競争優位性」・「実現可能性」・「成長性・収益性」・「地域資源の活用」・「着眼点の面白さ」の7項目を点数方式で評価しました。
セミファイナル出場の33組を選出しました。

ベンチャー部門 10組            まほろば部門 12組           アンダー22部門 11組

 セミファイナル

二次審査の評価項目に加えて、プレゼンテーション力を加味して審査。
現在の閉塞感を打破していける新たなビジネスリーダーとしての魅力、説得力のある思いなどを評価し、各部門から3組づつ、決勝大会への出場 計9組を選出しました。

 ブラッシュアップセミナー

決勝大会出場が決定した9組のファイナリストに対して、1/21(土)『プレゼンブラッシュアップセミナー』を開催しました。
当日は、12時30分 に決勝大会の会場である東大寺総合文化センターに集合し、金鐘ホールを見学した後にセミナー会場に移動。
プレゼンテーションとビジネスプランについて講義。プレゼンについては、セミファイナルの際のVTRを元に分析。
時間配分や効果的な話し方、シナリオ構成などについて対話しながらブラッシュアップしました。

 決勝大会 審査員

森 雅彦 氏

株式会社森精機製作所 代表取締役社長

1961年9月、奈良県大和郡山市生まれ。1980年私立東大寺学園高等学校、1985年京都大学工学部機械系学科精密工学専攻卒業。その後、伊藤忠商事株式会社へ入社。1993年株式会社森精機製作所へ入社、1999年代表取締役社長に就任、現在に至る。2003年には東京大学にて学位(工学博士)取得。2009 GILDEMEISTER(ギルデマイスター)社 監査役就任。
CIRP(国際生産加工研究会)正会員、SME(生産技術者協会)フェロー・東京支部長等、多数の学会にも参加。その他、社団法人日本工作機械工業会副会長、京都大学経営協議会委員、奈良教育大学経営協議会委員、経済産業省産業構造審議会臨時委員等の公職を歴任。

石村 由起子 氏

有限会社くるみの木 代表

大手企業の企画や店舗開発の仕事を経て1984年「くるみの木」をオープン。以後、2店目のカフェ・雑貨店を、そして2004年にホテル、レストラン、ギャラリーからなる「秋篠の森」をオープン。くるみの木をプロデュースしながら、国内外の企業やショップ、ホテル、自治体などの商品企画やコンサルティング、町づくりなどにも関わり、また、企業や大学での講演を行うなど活動の幅を広げている。昨年12月には讃岐らしい衣食住を提案する新しい空間「まちのシューレ963」(高松市丸亀町)をプロデュース。

吉村 真嗣 氏

株式会社ジェオグラフィー 代表取締役

1960年 奈良県香芝市出身。1973年の創業以来、奈良県を中心に関西で6店舗のジーンズを中心としたカジュアルファッションの専門店を運営。1988年 社長に就任。都心型店舗から郊外型大型店舗展開へ転換をする。世界中から厳選したトップブランドを幅広く取り扱い高感度な大型セレクトショップ「ジーンズジェオ」「マークオブグラフィー」を営業。地域にあった店舗作りを基本に、幅広い層のお客様に「カジュアルマインド」を提供し続ける会社を目指す。

定籐 繁樹 氏

関西学院大学 教授

1951年大阪府生。1975年京都大学法学部卒業、大阪ガス(株)入社。1985年ジョージ・ワシントン大学経営行政大学院留学。1996年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。2002年阪大発ベンチャー・ニューブレクス社を共同創設。2003年より関西学院大学教授。2008ー2010年度副学長。専門はベンチャービジネス論、新事業創成論、産学連携。関西ベンチャー学会理事、企業家研究フォーラム理事、地域活性化伝道師(内閣官房)、ペガサスミシン製造(株)監査役。著書として、『ベンチャー企業経営論』(共著) 有斐閣、『ベンチャービジネスと起業家教育』(共著)御茶の水書房など。

谷井 等 氏

シナジーマーケティング株式会社 代表取締役社長

1997年、無料メーリングリストサービスを提供するDNSを設立。同社を楽天に売却後インデックスデジタルを設立し、Eメールマーケティングの リーディングカンパニーとしての地位を確立する。2005年、共同株式移転によりシナジーマーケティングを設立し、現在、クラウド型CRMシステ ムの提供で国内シェアNo.1。2007年、ヘラクレス(現JASDAQ)に上場。2009年、ビーネットを子会社化。2010年、米セールス フォースドットコムと業務・資本提携。2011年、香港ラディカシステムズと業務提携。

吉田 雅紀 氏

株式会社あきない総合研究所 代表取締役

1954年兵庫県宝塚市生まれ。同志社大学商学部卒業、同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程前期修了。1997年より経営コサルタントとして、ベンチャービジネスのスタートアップを専門に成長戦略の構築・支援に携わりながら、講演活動も積極的に行う。大阪産業創造館「あきない・えーど」所長を経て、「起ちあがれニッポンDREAM GATE」の総合プロデューサーを歴任。2003年起業支援家部門経済産業大臣賞受賞。2009年に上場企業との連携による総合起業家支援プロジェクト「katanaサービス(現:一般社団法人ベンチャーサポートネットワーク)」を立ち上げ、アジアで100万人の起業支援ネットワーク構築を推進している。携わるすべての事業におけるコンセプトは「起業一筋」。関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授中小企業診断士。ITコーディネータ。

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