
2012年2月11日(土)、東大寺総合文化センター 金鐘ホールにて、奈良県初のビジネスコンテスト「ビジコン奈良2012 決勝大会」が開催されました。
この日の金鐘ホールには、211件の応募から選ばれた9組のファイナリストによる決戦の場に。
初年度にもかかわらず、当日は一般観覧者195名と関係者43名の合計238名が参加し、ステージと会場が一体となって進行する熱い4時間が展開されました。
決勝プレゼンテーション
1次・2次書類審査、セミファイナルのプレゼン審査を勝ち抜いた9チームのファイナリスト。
最優秀賞を目指して、今日までの数カ月、磨き抜いてきたビジネスプランの発表を行いました。
ファイナリストの緊張が、オーディエンスにもビンビンと伝わります。
オーディエンス賞審査
審査員による賞の選出とは別に、オーディエンス(観客)が「イケてる!」と思ったプランに投票する、オーディエンス賞。満場の観客の心をつかんだプランは?
投票の際、オーディエンスから直接激励をもらうことができます。ファイナリストのうれしそうな様子が印象的でした。

パネル展示コーナー

プレゼン会場ホールでは、セミファイナル以上に勝ち残った30プランのパネル展示コーナーが設置されました。
残念ながら、決勝大会の舞台には立てなかったセミファイナリストたちも、このコーナーでのワンシートプレゼンテーションによって、決勝大会に参加をすることができたわけです。
コーナーの前には、休憩時間を使って熱心に見入るオーディエンスの姿が。
また、このコーナーは参加者同士が情報交換をするミニ交流の場にもなっていたようです。
交流会

決勝大会終了後、会場を移し、本大会同様、あふれんばかりの人の波の中で、大交流会が開催されました。
「起業家同士の横の交流が新しい起業につながると思うので信頼できる仲間を作る場としても活用してほしい」
と交流会では、ファイナリストだけでなく本選に参加できなかった人たちも名刺交換など積極的な交流をする場となりました。
中でも優秀賞受賞者は写真撮影に名刺交換に引っ張りだこでしたが、受賞の喜びとともに、ここがゴール地点ではなくスタートなんだと気を引き締めている様子がうかがえました。
今回の大会で多くの方々から“継続”という言葉が発せられました。
今日からが本当のスタート地点。自分が目指したものを実現させ、そして“継続”させ、日本社会の発展のエネルギーとなる日が必ずやってくると誰もが熱い思いを抱いて交流会は幕を閉じました。