スギヒラタケは食べないで!
スギヒラタケは、キシメジ科スギヒラタケ属のきのこで、日本ではスギ、マツ等の針葉樹の切り株や倒木に主に8月から10月頃にかけて発生します。かつては、スギヒラタケは食べられるきのこと考えられていました。そのため、栽培されていないものの、東北、北陸、中部地方を中心に野生のものが広く食べられていました。しかし、平成16年以降、それらの地域でスギヒラタケを食べたことが原因と考えられる急性脳症(意識障害やけいれんが主な症状)が多数報告されるようになり、今年も9月末以降、疑い事例が2件発生しています。そのため、スギヒラタケを食べないよう農林水産省から注意喚起が行われています。
【参考】スギヒラタケに関する農林水産省HP
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/sugihira_take.html