「E-夢 はっしん!」
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発行:奈良県教育委員会事務局企画管理室
心に残る先生
奈良県教育研究所
副所長 西上 英雄
私が出会ってきた先生には、それぞれ心に残る場面がたくさんあります。
保育園の先生は、当時も母親的存在であったのですが、今もご健在で、幼いときと同じように、私をちゃん付けで呼んでくださる温かい先生です。
小学校3,4年生時の担任の先生は、とにかく豪快な方でした。空手をされる先生で道着のまま闊歩される姿や、プールに勢いよく飛び込むと一気に何往復も泳がれる姿に、どこかあこがれている自分がいました。
中学校1年生時の担任の先生は、帰り道、どこからともなく自転車で現れ、友達とよく驚かされました。今思うと、生徒が問題を起こしそうな場面に先回りされ、立ちはだかる生徒指導上のアンテナ感度抜群の先生で、「不要な時間を与えず、部活動に専心させるべき」と話されていたと、今でも私の母は懐かしむことがあります。
高校・大学時代は、部活動に明け暮れていて、それぞれに大御所とかカリスマといわれる顧問の先生で、とてつもなく偉大な存在でした。そんな中で、教員になることに大きな助言をいただいた先生が別におられます。高校最後の公式戦に敗れ、大学でも競技を続けるか迷いがある中で、「大学へ行って、がんばって続けなさい!指導者としてこの場面に戻ってきなさい。」と、よく練習試合などでお世話になった他県の高校の先生に声をかけていただきました。この一言は、その後の私の進路の具体的な目標になったと思っています。
いずれの先生も、それぞれの校種や教科、分野の専門家であり、厳しく苦手だなと感じたときもありましたが、心の支えとなる先生であり、人として魅力ある方々で、教師という仕事に対する大きな使命感とたゆまぬ情熱をもっておられました。これからも恩師の先生方に、少しでも近づくことができるよう、学び続けていきたいと思います。
県内高校生による「被災地支援」募金活動結果について
<生徒指導支援室>
奈良県高等学校生徒会連絡会(注)では、このたびの「平成28年熊本地震」の発生を受け、被災地支援のための街頭募金活動を実施しました。
(注)県内国公私立全ての高等学校等の生徒会等の代表生徒が集まり、ボランティア活動や
インターネット利用に関する啓発活動をはじめ、様々な活動を実施しています。
1 趣旨
奈良県高等学校生徒会連絡会として、被災地の人々への支援の一助とするため、「平成28年熊本地震被災地支援」に関する募金活動を実施しました。また、この募金活動を通して、県内の高校生自らが社会の一員であることを自覚するとともに、互いが支え合う社会の仕組みを学ぶことにより、豊かな心情の醸成を図ることを目的としました。
2 実施場所
(1) 近鉄奈良駅周辺
(2) 近鉄大和八木駅周辺
(3) 各学校の選定する場所・・・JR法隆寺駅、JR王寺駅、うだアニマルパーク
3 実施日時
平成28年4月29日(金曜日) 午前9時30分から午前11時45分までの間
(ただし、2-(3)については、各学校の選定する時間)
4 参加者
県内高等学校等に在籍する生徒 30校より250名
5 募金金額
1,025,291円
6 寄付方法
奈良県高等学校生徒会連絡会に寄託された各学校独自の募金活動による685,044円と併せた総額1,710,335円を熊本県が募集している「平成28年熊本地震義援金」として、奈良県高等学校生徒会連絡会委員長が大阪市内の熊本県大阪事務所に届けました。
詳しくは、生徒指導支援室のWebページをご覧下さい。
Webページはこちら
※お問い合わせ先
生徒指導支援室 生徒指導第一係
TEL 0742-27-5435

<募金活動の様子> |

<募金活動の様子> |

<募金活動の様子> |

<募金活動の様子> |

<募金活動の様子> |

<募金活動の様子> |
王寺町立王寺北小学校は、子どもたちのスポーツに対する関心・意欲を高める取組として、スポーツ選手と触れ合う機会を設けています。
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子どもたちの体力向上を目指して
「トップアスリートに聞く」
王寺町立王寺北小学校
校長 逵本 吉胤
聖徳太子ゆかりの町として、太子の愛犬キャラクター「雪丸」でも知られる王寺町の東部、舟戸山の麓に本校はあります。「楽しく、明るく、逞しく」を学校目標に、子どもたちが自分たちで考え工夫したパフォーマンスを発表する「北小まつり」をはじめ、子どもたちが自ら取り組み体験する活動を大切にしながら、全校児童306名が毎日元気に学校生活を送っています。
また、子どもたちの体力増強のため、運動場の周辺を活用してトレーニングコースを設けるなど、子どもたちの運動能力の向上を目指した様々な取り組みを進めています。その一つとして「トップアスリートに聞く」と題し、それぞれのスポーツの第1人者をお招きし、スポーツの楽しさや運動するおもしろさを聞く機会を設け、子どもたちのスポーツへの関心意欲を高めるための取組を続けてきました。
平成27年度はラグビーの元日本代表で、近鉄ライナーズで活躍されている「タウファ 統悦」選手をお招きし、トンガ出身のご自身の生い立ちを語っていただくとともに、ラグビーの魅力やなぜラグビーを始めたのかなど、いろいろとお話をしていただきました。子どもたちからのたくさんの質問にも答えていただき、子どもたちからどんどん出される質問に、さすがのタウファ選手もたじたじで、時間オーバーとなるほど盛り上がりました。その後、子どもたちと一緒に実際にボールを使ったパスやタックルの実演をしていただき、ラグビーの楽しさをを味わうことができ、とても有意義な時間を過ごしました。

<ラグビー選手の講話の様子> |

<ラグビー選手の講話の様子> |

<ラグビー選手との触れ合いの様子> |

<ラグビー選手との触れ合いの様子> |
楽しく学ぼう!「奈良タイム」!!
県立大和中央高等学校(定時制)
「私、吉野葛のお菓子についてレポート書いてみようと思ってるんだけど。地元やねん。」
「この間、地元のイベントで柿の葉寿司が出されてすごくおいしかった。柿の葉寿司について調べることにするわ。」
「やっぱ、調べるんやったら、地元の能面とねぶかねぎでしょ。」
生徒たちの生き生きした声が飛び出します。これは、奈良県の地場産業、伝統工芸について学習した後の課題レポート作成時の様子です。さすが地元力。他の授業とは一味違ったおもしろさが生徒たちにはあるようです。
本校の「奈良TIME」は、郷土科「奈良タイム」という学校設定教科、科目として、一昨年度から週2時間2年次の生徒が受講し、地理歴史科、公民科が担当しています。レポート作成等、主体的に学習に取り組むことで、生徒たちは郷土奈良のすばらしさを再発見しています。
課題としてはレポート作成以外に、一昨年度は奈良を紹介する「奈良かるた」を作成したり、吉野の手すき和紙でしおりを作成したり、ユニークかつ素敵な作品ができました。また昨年度は、近畿インターハイで奈良県に来県する選手たちに配布することを想定し、高校生の視点で奈良のおススメを紹介するリーフレットの作成に取り組みました。
「奈良タイム」を楽しく学ぶことで郷土奈良への関心を深め、生徒たちには、奈良の魅力に気づくだけでなく、地域のもつ課題に目を向け、より豊かな地域造りに貢献できる力を身に付けることができればと期待します。

<吉野和紙しおり作成> |

<奈良かるた作成> |
<学校教育課>
今月から【高校入試インフォメーション】をスタートし、中学生の皆さんや保護者の方々に、平成29年度入試についての情報を紹介していきます。
今月は、今年の2月、3月に実施された平成28年度公立高校入試について紹介します。
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1 特色選抜
全日制課程の専門学科、総合学科と普通科の第1学年から定員を定めて募集するコースで実施します。今年は、公立高校26校で実施しました。実施校や出願者数等については、こちらをご覧ください。
→ http://www.pref.nara.jp/secure/153121/H280216.pdf
特色選抜では、3教科の学力検査(高円高校、添上高校においては2教科の学力検査)を実施するとともに、学校独自検査、面接、実技検査の中から1種類以上の検査を実施します。
学力検査問題については、こちらをご覧ください。
→ http://www.pref.nara.jp/17661.htm
2 一般選抜
一般選抜において定員を定めて募集する学科(コース)及び特色選抜で合格者数が定員に満たなかった学科(コース)で実施します。
今年は、公立高校全日制課程28校、定時制課程5校で実施しました。実施校や出願者数等については、こちらをご覧ください。
→ http://www.pref.nara.jp/secure/153589/H280308.pdf
一般選抜では、国語、社会、数学、理科、英語(聞き取り検査を含む。)の学力検査を実施します。また、面接を実施する高校もあります。
学力検査問題については、こちらをご覧ください。
→ http://www.pref.nara.jp/17661.htm
3 二次募集
特色選抜及び一般選抜等で定員に満たなかったすべての学科(コース)で実施します。今年は、県立高校全日制課程9校、定時制課程3校で実施しました。
二次募集では、国語、数学、英語(聞き取り検査を含まない。)の学力検査及び面接を実施します。
4 その他の選抜
県立大和中央高校の定時制課程では、1.部(午前の部)、2.部(昼間の部)、3.部(夜間の部)ともA選抜、B選抜を実施しました。検査は、国語、数学、英語の学力検査と面接を実施しました。また、通信制課程では、面接による検査を実施しました。
このほかに、帰国生徒等を対象とした特例措置、成人を対象とした特例措置、県立十津川高等学校連携型中高一貫教育に関する入学者選抜を実施しました。
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*担当:学校教育課学事係(0742-27-9851)
*高校入試に関する情報は、次のページをご覧ください。
http://www.pref.nara.jp/17266.htm
【1】平成29年度奈良県・大和高田市公立学校教員採用候補者選考試験について
詳しくは、教職員課ホームページへ
【2】奈良県ディア・ティーチャー・プログラムのワークショップを開催しました
奈良県ディア・ティーチャー・プログラム第8期の第8回ワークショップが、平成28年5月14日(土曜日)に県立教育研究所で行われました。
リクルーターの宇陀市立菟田野小学校、中田昇平先生がワークショップの活動を報告します。
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第8回ワークショップを振り返って
5月14日(土曜日)に第8回ワークショップが行われました。この週は雨続きでしたが、当日は快晴に恵まれ、もう夏が来たのかと思うくらい暑い日になりました。朝、担当のE班の部屋に入ると、受講生がそれぞれにリラックスした雰囲気で話している様子が見られました。ワークショップも8回目ということで、受講生同士の人間関係もしっかりとできているように感じました。
本日は、受講生にとって2回目の模擬授業です。前回は、基本的要素を中心に見ましたが、今回は専門的要素も含まれており、より細かなところまで評価していきました。学年と内容は自由に決めることができ、E班では「理科、国語、算数、外国語活動」の内容で4人が授業をしました。前回とは違い、現場実習を終えたことでより具体的に子どもの姿をイメージすることができていて、興味・関心をもたせる工夫がたくさん盛り込まれていました。特に変化していたのは、子どもへの配慮です。掲示物やワークシートを作るだけでなく、それを提示するまでの授業の流れや子どもに対しての細やかな指示が綿密に考えられていました。4つの授業を見ると、どの受講生も、教材研究を丁寧に行い、そして、より具体的に子どもの姿をイメージして授業の流れを考えていると感じました。
その後は、生徒指導講義として「奈良県の児童生徒の状況といじめのない学級づくりについて」の話を聞きました。その中でも私が気になったところは、「本当の友達というのは?」の問いかけでした。改めて自分にとっての本当の友達とはどんな存在なのかを考えさせられました。優しいだけが本当の友達じゃない、それは分かっているけれど、なかなか嫌とは言えないのが現実です。教員として、一人の人として子どもたちに何を伝えていかなければならないのかを、自分自身もっと学び続ける必要があります。
受講生のみなさんは、今回の模擬授業で受け取った仲間からの言葉や、先生方からのアドバイスを忘れないでほしいと思います。また、次回授業を行う人たちは、今日仲間の授業から感じた刺激を自分のパワーにして頑張ってください。私自身、ワークショップに参加するたびに受講生のみなさんにやる気をもらい、それが月曜日から子どもと関わるための原動力になっています。次回のワークショップも楽しみです。
第8期リクルーター 宇陀市立菟田野小学校 教諭 中田 昇平

<班別模擬授業(外国語活動)の様子> |

<班別模擬授業(国語)の様子> |
【3】「奈良県ディア・ティーチャー・プログラム」第9期の受講生の募集について
詳しくは、教職員課ホームページへ
今年度は、奈良県内の地域の産物や行事食、旬の食材を取り入れるなどの工夫をした学校給食の献立をご紹介します。献立画像をクリックしていただくと、分量や調理の方法を見ることができます。ご家庭でも、ぜひお試しください。
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今月の献立★
*あじの南蛮漬け
*かんぴょうごはん
*田舎汁
*すいか
*牛乳
レシピ★
画像をクリック→
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〔献立紹介〕
桜井市では「ひみこのはがいーぜ」を合言葉に、よく噛むことの大切さを伝えています。かんぴょうは栃木の特産物ですが、ふだん食べる機会が少ない乾物なので積極的に取り入れるようにしています。また、魚も骨まで食べることができるよう加圧処理のされたものを選び丸ごと食べるよう呼びかけて給食に使用しています。
また、桜井市では、地元の農家さんや食品会社さんの協力で地場産物の活用に取り組んでいます。生産量は少ないですが、日にちを絞り、数量を確保してもらうことで、給食に使用しています。子どもたちには、給食時の放送資料や献立表、給食巡回指導を通して、地場産物が使われていることをお知らせしています。
〔参考〕 ひみこのはがいーぜ ~「よく噛む」8大効用~
ひ ・・ 肥満防止 は ・・ 歯の病気予防
み ・・ 味覚の発達 が ・・ ガン予防
こ ・・ 言葉の発音はっきり い ・・ 胃腸快調
の ・・ 脳の発達 |
ぜ ・・ 全力投球
【1】第38回「少年の主張」奈良県大会 ~わたしの主張2016~ 開催
<青少年・社会活動推進課>
毎年、東京都で開催される「少年の主張 全国大会」(独立行政法人国立青少年教育振興機構主催)に向けて、第38回「少年の主張」奈良県大会~わたしの主張2016~を開催します。
作品の募集
対象:奈良県内の中学生(相応する学籍、又は年齢にある人を含みます。)
内容:次の(1)~(3)のいずれかの内容で、思いや考えたこと、感銘を受けたことなどを
まとめたもの(400字詰原稿用紙4枚程度)
(1) 社会や世界に向けての意見、未来への希望や提案 など。
(2) 家庭、学校生活、社会(地域活動)及び身の回りや友達との関わりなど。
(3) テレビや新聞などで報道されている少年の問題行動、大人や社会の様々な
出来事に対する意見や感想、提言など。
期間:6月1日(水曜日)~7月20日(水曜日)〔必着〕
審査:入賞(13点)、努力賞(60点)を選考
第38回「少年の主張」奈良県大会~わたしの主張2016~
日時:平成28年9月11日(日曜日)13時30分~16時20分
場所:大和高田市文化会館さざんかホール 小ホール
(大和高田市本郷町6-36)
発表者:入賞者13名
※ 最優秀賞作品を「少年の主張全国大会」の発表候補作品として推薦します。
詳細については、こちらをご覧ください。
お問合わせ先
県青少年・社会活動推進課 活動支援係
TEL 0742-27-8615 FAX 0742-27-9574
<昨年度の全体写真> |
【2】「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定
<県立教育研究所>
奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(午後6時~午後7時)の中で、午後6時35分~40分頃に放送します。
6月15日(水曜日) 『教育セミナー2016』
県立教育研究所
6月29日(水曜日) 『主権者意識を育む生徒会選挙の取組』
県立橿原高等学校
過去の放送分はこちらの Webページでご覧いただけます。
※お問い合わせ先
県立教育研究所 研究開発部 ICT教育係
TEL 0744-33-8907 FAX 0744-33-8909
2016年05月31日 平成28年度 奈良県教育委員会ストレスチェック等実施業務委託の一般競争入札について
2016年05月30日
2016年05月27日 「奈良県『子どもの学び場づくり』支援事業」の実施について
2016年05月27日 平成29年度奈良県教育委員会事務局技術職員採用選考試験について
2016年05月20日 高校生による被災地支援募金活動結果
2016年05月18日 「元気なならっ子約束運動」目録受領式
2016年05月16日 平成28年度奈良県高校生等奨学給付金制度(国公立)について
2016年05月13日 “教育セミナー2016”の開催について
2016年05月13日 平成29年度高等養護学校入学者選抜要項
2016年05月12日 「人権意識を高揚する大人の学び場活性化事業」の実施について
2016年05月12日
2016年05月12日 平成28年度一般選抜学力検査の結果
2016年05月11日 平成29年度奈良県公立学校教員採用試験
2016年05月10日 ディアティーチャープログラム第9期募集
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0742-27-9830(直通)
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