平成31年1月17日(木)午後2時頃に、天理市内の住民から、「1月15日(火)に天理市内の飲食店が調製した仕出し弁当を食べ、食中毒様症状を呈した」旨の連絡が郡山保健所にありました。
また、同日午後4時30分頃、奈良市から「1月14日(月)に同飲食店の仕出し弁当を利用した複数名が食中毒様症状を呈している」旨の連絡が当課にありました。
郡山保健所及び奈良市が調査したところ、1月14日(月)と15日(火)に同飲食店が調製した仕出し弁当を喫食した利用者について、調査が終了した3グループ135名のうち70名が、1月14日(月)23時を初発としておう吐、下痢、発熱等の食中毒様症状を呈し、うち32名が医療機関を受診していることが判明しました。
調査の結果、有症者の共通食は当該施設が調製した仕出し弁当のみであること、有症者の症状が類似していること、有症者及び調理従事者のふん便からノロウイルスを検出したこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、郡山保健所は当該施設が調製した仕出し弁当を原因とする食中毒と断定し、本日から4日間(1月21日(月)から24日(木)まで)の営業停止を命じました。
なお、入院患者及び重症者はおりません。
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