【R011119】食中毒事件の発生について

令和元年11月14日(木)午後9時40分頃に吉野郡大淀町内の医療機関の医師から、「キノコによる食中毒の疑いがある患者を診察した」旨の連絡が吉野保健所にありました。
 同保健所が調査したところ、患者は吉野郡下市町在住の女性で、11月13日(水)に同町内の山林でキノコを採取し、11月14日(木)に自宅で煮物の調理をして、午後5時頃に喫食したのち、午後7時頃から嘔吐し、症状が治まらないため、医療機関を受診し入院しました。
 吉野保健所及び県森林技術センターにて、患者が採取したキノコの残品を確認したところ、ツキヨタケ(毒キノコ)であることが判明したこと、患者の症状及び発症時間がツキヨタケによる食中毒症状と一致すること及び医師から届出があったことから、吉野保健所ではツキヨタケによる食中毒と断定しました。
 なお、患者は、11月15日(金)に退院し、快方に向かっています。

 

報道資料はこちら(pdf 89KB)