公園の野鳥

馬見丘陵公園の野鳥

春夏秋冬を通じて、多くの鳥たちが集います。

特に、秋から冬(10月~3月頃)にかけて野鳥観察のベストシーズンになります。

上池・下池・巣山古墳濠・ダダオシ池には多くのカモ類が見られ、また園内のあちらこちらに冬の渡りの鳥たちも入ってきます。

 

また、春になればシジュウカラ・ヤマガラ・コゲラ・エナガなどの幼鳥が育ち、各所で観察することができます。

 

夏は、観察される鳥は減りますが、初夏にはキビタキ・オオルリが容姿と共に華麗な鳴き声を披露してくれます。

ツバメも各所で営巣し、育った幼鳥の姿を見ることができます。

 

参考資料

2022年1月~2022年12月までの1年間に、馬見丘陵公園で観察された主な鳥たちの一覧です。(馬見鳥記録の会提供)(pdf 184KB)

渡り区分
  • 留鳥:1年を通して日本に生息している種。スズメやムクドリなど。
  • 漂鳥:夏の繁殖期を山地で過ごし、里で越冬する種。1年を通して日本のどこかで生息しているので、留鳥の一部といえます。ウグイスやルリビタキなど。
  • 夏鳥:春、東南アジアなどの南の国から日本に渡ってきて繁殖し、秋、南の国へ渡って行く種。ツバメやキビタキなど。
  • 冬鳥:秋、シベリアなどの北の国から越冬するため日本に飛来し、春、繁殖のため北の国へ渡って行く種。ハクチョウやツグミなど。
  • 旅鳥:日本より北の国で繁殖し、日本より南の国で越冬する種で、春と秋の渡りの時期に日本に立ち寄る種。多くのシギやチドリやエゾビタキなど。
  • 迷鳥:本来は、日本に渡ってくるような種ではなく、台風など何らかの影響で、たまたま日本に渡ってきた種。ナキハクチョウやナンヨウショウビンなど。

(出典:誠文堂新光社2016年発行「日本の野鳥識別図鑑」より)

※「ダイサギ」が1年中見られる理由は、漂鳥の亜種チュウダイサギと冬鳥の亜種ダイサギとが含まれ、それぞれ観察されるためです。

 

1年中見られる鳥・春から秋に見られる鳥・秋から春に見られる鳥・水辺の鳥・稀な鳥の主なものの写真です。(馬見鳥記録の会提供)(pdf 1864KB)

 

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馬見丘陵公園探鳥会の観察コース(下記画像をクリックするとPDFファイルをご覧いただけます)

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※馬見丘陵公園探鳥会:毎月第3日曜日に開催
※開催案内等、馬見丘陵公園探鳥会の詳細はブログをご確認ください。

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