H20


                                     平成20年度食中毒発生状況

(奈良県) 

平成20年度における食中毒の発生状況は、事件数15件、患者数289名、死者0名でした。前年度に
比べ事件数は増加したが、患者数は減少しています。平成20年度は、カンピロバクターによる食中
毒が4件(患者数60名)発生しています。カンピロバクターによる食中毒の主な原因食品は、生あるい
は加熱不十分な鶏肉などの肉類であり、これらを食べるのは控えましょう。調理に際しては、今まで
以上の衛生管理が必要です。食中毒予防の3原則「付けない」、「増やさない」、「殺菌する(十分加
熱する)」を守ることが大切です。

★月別発生状況★

 

4月

5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月

2月

3月

件 数

1

0

1

1

2

1

5

1

1

1

1

0

患者数

36

0

30

7

22

7

85

8

26

10

58

0

 

★病因物質別発生状況★


事件数 患者数 死者数
総数 15 100.0% 289 100.0% 0 -
細菌 サルモネラ属菌 2 13.3% 49 17.0% 0 -
黄色ぶどう球菌





ボツリヌス菌





腸炎ビブリオ





腸管出血性大腸菌(VT産生)





その他の病原大腸菌





ウエルシュ菌





セレウス菌 2
13.3%
10
3.5%
0
-
エルシニア・エンテロコリチカ





カンピロバクター・ジェジュニ/コリ 4 26.7% 60 20.8% 0 -
ナグビブリオ





コレラ菌





赤痢菌





チフス菌





パラチフスA菌





その他の細菌





ウイルス ノロウイルス 2 13.3% 84 29.1% 0 -
その他のウイルス





化学物質 化学物質





自然毒 植物性自然毒 1
6.7%
7
2.4%
0
-
動物性自然毒





その他





不明 4
26.7%
79
27.3%
0
-


★原因食品別発生状況★


事件 患者 死者
総数 15 100.0% 289 100.0% 0 -
魚介類 貝類





ふぐ





その他





魚介類加工品 魚肉練り製品





その他





肉類及びその加工品





卵類及びその加工品





乳類及びその加工品





穀類及びその加工品





野菜及びその加工品 豆類





きのこ類 1
6.7%
7
2.4%
0
-
その他





菓子類





複合調理食品





その他 食品特定





食事特定 12 80.0% 223 77.2% 0 -
不明 2 13.3% 59 20.4% 0 -

★原因施設別発生状況★


事件数 患者数 死者数
総数 15 100.0% 289 100.0% 0 -
家庭





事業場 給食施設 事業所等





保育所












寄宿舎





その他





学校 給食施設 単独調理場 幼稚園





小学校





中学校





その他





共同調理場





その他





寄宿舎





その他





病院 給食施設





寄宿舎





その他





旅館 2 13.3% 94 32.5% 0 -
飲食店 11 73.3% 165 57.1% 0 -
販売店





製造所





仕出屋





採取場所 1
6.7%
7
2.4%
0
-
その他





不明 1 6.7% 23 8.0% 0 -

[消費・生活安全課のホームページ|食中毒予防のために]