第1回は二部構成。第一部は、小川洋子さんによる骨盤ケアの話、足マッサージの実演から和やかに始まりました。20年にわたる総合病院勤務後、マタニティ相談室を開業された助産師小川さんの、超多忙な日々から自分らしい働き方への移行経緯や、骨盤が女性にとっていかに大事であるかというお話はとても興味深く、『もっと早く知っていたら…』という参加者の声が聞かれました。
第二部は、参加者の自己紹介、仕事と子育てにまつわる話から。育児休業を取ることで得るもの、子どもが病気になったときの対応など、理想の育児スタイルと現実とのギャップで話が弾みました。出産経験のある人は自分の体験に基づいて、これからの人は諸先輩の意見を参考にして、育児休業を取りやすい職場の雰囲気づくりや行政に何を求めるのか、14名の参加者がそれぞれの立場から再認識できる良い機会でした。
企業、社会のしくみへの提案とともに、家庭や地域での理解があればこそ、と全員一致で実感しました。そして何より大切なのは、働き続ける、という自分自身の意思です。そのためにも、横のつながり、情報の交換、悩んでいるのは私だけじゃない、と思えるような機会を、もっと作っていかなければなりませんね。
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