【H271003】食中毒の発生について

 平成27年9月28日(月)午後0時40分頃に、大和高田市内の医療機関から「腸管出血性大腸菌感染症患者が発生した」旨の連絡が中和保健所にありました。
 翌29日に、青森県健康福祉部保健衛生課から、「奈良県在住者が青森県を訪れ、食中毒様症状を発症し、同県内で入院した」旨の連絡が県消費・生活安全課にあり、さらに、10月2日に、葛城市内の医療機関から、「腸管出血性大腸菌感染症患者が発生した」旨の連絡が中和保健所にありました。
 中和保健所が調査したところ、9月19日(土)及び9月21日(月)に3グループ13名が葛城市内の飲食店で食事を喫食しており、4名が腹痛、下痢等の食中毒様症状を呈し、3名が医療機関を受診し、うち2名が入院していたことが判明しました。
 調査の結果、有症者の症状が類似していること、有症者のふん便から腸管出血性大腸菌O157を検出したこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、同保健所は当該飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、本日から3日間の営業停止を命じました。
 なお、入院患者2名のうち1名は既に退院し、残る1名も病状は安定しており、2名とも快方に向かっています。
 
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