【H28.02.04】食中毒の発生について

 平成28年2月2日(火曜日)午後6時30分に、香芝市内の保育園から「2月2日(火曜日)の給食を食べた
直後、複数の園児に口の周囲が赤くなる症状や発疹が確認された」旨の連絡が中和保健所にありました。
 給食の調理施設及び有症者を管轄する同保健所が調査したところ、申し出があった保育園の他にも、同
じ食材を用いて給食を調理した保育園1施設及び幼稚園1施設でも同様の食中毒様症状を呈していること
が判明しました。
 調査の結果、給食の喫食者612名(保育園(1):155名、保育園(2):170名、幼稚園:287名)
のうち65名(保育園(1):25名、保育園(2):31名、幼稚園:9名)が顔面紅潮、発疹・かゆみ、舌先
のしびれ(ピリピリとした刺激)を呈していました。
 有症者の臨床症状がヒスタミンによる食中毒症状と合致すること、調理済保存食から食中毒が発生しう
る濃度のヒスタミンを検出したこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、同保健
所は当該給食を原因とする食中毒と断定し、下記の施設1及び2に対しては本日から3日間の営業停止を、
施設3に対しては本日から2日間の営業停止を命じました。
 なお、入院患者及び重症者はおらず、既に全員が回復しています。
 

報道資料はこちら