11月7日(月曜日)休日参観の振替日、吉野町教育委員会が主催する「深掘り!よしの 秋の体験教室~吉野宮滝野外学校で 秋の味覚を楽しもう~」が行われました。吉野町小中一貫教育校(「吉野さくら学園」)の児童46名が参加しました。吉野宮滝野外学校は、旧吉野町立中荘小学校を改修し、豊かな自然環境の中で体験活動を通して自主性や協調性を培い、青少年の健全な育成を図ることを目的に一般財団法人大阪府青少年活動財団(以下「財団」)の協力を得て開校された吉野町の野外活動拠点施設です。
午前は、校内敷地内で野外炊飯活動に取り組みました。この日の献立は、さつまいもご飯、鮭のホイル焼き、豚汁です。児童たちは、学年に関係なく班に分かれ、保護者と地域学校協働活動推進員に見守られる中、財団職員の説明をしっかり聞きながら、包丁で食材を切ったり、薪を使って火を起こしたり(一部食材と薪は地元産)と役割分担して調理をすすめ、出来上がったご飯を頬張り、秋の味覚を楽しみました。
午後は、2階の多目的室にてレクリエーションをしました。児童たちは「好きな○○○で集まりましょう」といった財団職員から出されたお題に沿ってグループを作り、どんなグループで集まったのかを発表する活動などを通じて、年齢が異なる仲間の相互理解、自己有用感を高めていました。
児童たちからは「友だちと協力して火を起こしたのが楽しかった。」、「食材を切るのが難しかったけれど、ていねいに教えてもらったので上手に切ることができた。」との感想を聞くことができました。また、保護者からは「体験教室を通して、子どもたちに学校や家庭では体験できないようなことを体験させることができた。」、「子どもたちが様々な学年の友だちと楽しく交流を深めることができて、とても良かった。」という感想も聞くことができました。