11月10日(金曜日)、葛󠄀城市立當麻小学校の5年生の児童たちが、総合的な学習の時間に取り組んでいる「米作り体験」の一つとして、昔ながらの脱穀作業を体験しました。
児童たちは、地域コーディネーターと学校支援ボランティアの支援を受けながら足踏み脱穀機を使い、田植え・稲刈りをして収穫したヒノヒカリの稲穂から、籾を分離しました。はじめは、足踏み脱穀機に稲穂の束が絡まるなどして、苦戦する児童もいましたが、すぐに慣れて勢いよく籾を飛ばす姿が見られました。そして、ブルーシートに散らばった籾を集めたり、足踏み脱穀機で分離しきれなかった籾を手作業で脱穀したりした後、唐箕を用いて籾と藁くず等の選別作業を行いました。
児童たちから、「手でしっかりと稲穂の束を持たないと脱穀機に絡まってしまうところが難しかったけど、地域の方が助けてくれたので上手に脱穀することができた。」、「米作り体験を通して、昔の農家の人たちの苦労が良く分かった。」という感想を聞くことができました。
また、地域コーディネーターの方たちは、「地域学校協働活動を通して、地域を大切にできる人になってほしいと願いながら活動をしています。」、「地域学校協働活動は自身の生きがいにもつながっています。」と話してくださいました。