「地域と共にある学校づくり」 集いの広場

集い広場

学校や市町村が実施した「地域と共にある学校づくり」の研修会や取組等の様子を紹介するホームページです。

また、「地域と共にある学校づくり」を推進する各市町村や学校のホームページへのリンクも掲載しています。

研修会の実施報告や取組の取材、リンク先等を募集し、情報交流をしていきたいと考えています。掲載を希望される市町村教育委員会、学校・園は下記までご連絡ください。


人権・地域教育課

〒 630-8502奈良市登大路町30

地域教育係

TEL:0742-27-9837

【取材記事】奈良県立奈良高等学校「わくわくフェスティバルin奈高(特別活動)」 令和8年1月25日(日曜日)

プログラミング体験の様子 125日(日曜日)県立奈良高等学校で「わくわくフェスティバルin奈高」が開催されました。

 会場には、朱雀こども園、左京こども園、朱雀小学校、左京小学校、佐保台小学校、平城東中学校の園児、児童、生徒、保護者等をあわせて1000人以上が訪れ、各々が興味関心のある催しの場所へ行き、世代と校種を超えて交流を深めました。

 このイベントの内容は、主に高校生が企画運営する舞台発表や展示、体験です。体育館では、合唱や演奏の舞台発表、小学生の絵手紙作品の展示、バスケットボールの体験がありました。校舎内では、パソコンを使ったプログラミングの体験や、文化部による作品展示、生徒会によるスタンプラリーなどがありました。校舎外では、アーチェリーやソフトテニスの体験などがありました。

 奈良高等学校は、地域と連携して様々な活動を行っていますが、「わくわくフェスティバルin奈高」は少子高齢化が進む地域における住民活動の活性化と交流促進を目的としており、今回で4回目です。

 高校生からは、「多くの方々が来校され、世代を超えて交流することができました。」「興味をもって部活動の体験に来てくれた子どもたちには、奈良高等学校に入学してもらい一緒に活動したいです。」などの感想が述べられました。

 参加した小学生の保護者からは、「子どもも大人も楽しめる内容になっていました。」「毎年様々な体験、展示、発表があり、子どもの興味関心を高めるよい機会になっています。」などの感想が述べられ、子どもからは、「展示を見て、自分の将来を考える機会になりました。」「たくさんの催しがあり、わくわくしました。」などの感想が述べられました。

 このイベントは平城東中学校区地域教育協議会が主催しており、イベントの準備で全参加団体の企画のとりまとめを担当した前地域教育協議会会長は、「肩の力を抜いて、楽しくやることが地域連携を持続可能にする秘訣です。学校と地域がしっかりと連携しているので、このイベントが続いています。」とおっしゃっていました。

【取材記事】奈良県立香芝高等学校「シトラスリボンプロジェクト(特別活動)」  令和8年1月14日(水曜日)

シトラスリボンを手渡す様子 114日(水曜日)県立香芝高等学校の生徒が、「シトラスリボンプロジェクト」として、地域の薬局を訪れ、手作りのシトラスリボンを手渡しました。昨年の夏休みから、有志生徒、生徒会役員、ボランティア部員の約30名が分担して約600個を作製し、当日は代表生徒2名が約50個を手渡しました。

 シトラスリボンプロジェクトとは、愛媛県の有志の活動から始まり、コロナ禍で生まれた差別や偏見をなくし、「ただいま」「おかえり」と言い合える社会を目指して愛媛特産の柑橘にちなんだシトラス色のリボンを身に着ける活動です。香芝高等学校では、すべての人にとって暮らしやすい地域・社会について生徒自らが考える機会をもつことを目標として、コロナ禍を契機に始まりました。市役所、警察署、図書館、近隣の医療機関や福祉施設などで生徒が手渡しています。誰もが周囲の人々や社会とつながりながら、穏やかで心豊かに過ごすことができるまちづくりを目指して活動が継続されています。

 シトラスリボンを受け取った薬剤師は、「毎月一回香芝高等学校を訪れているものの、生徒と直接関わる機会はありませんでした。本日は感謝の言葉とともに手渡してくれてうれしく思います。これからも生徒の皆さんがよい環境で勉強できるように、学校に関わっていきたいです」と感想を述べられました。手渡されたシトラスリボンは窓口に置かれ、訪れた人たちの手に渡るそうです。

 作製を担当した生徒は、「先輩から、シトラスリボンを手渡す際に、介護施設の利用者が笑顔になっていた様子を聞いて自分も参加しました」「学校周辺でシトラスリボンをバッグにつけている方を見かけ、私たちの思いが受け入れられていると感じました。また、地域の方と学校とが一つの輪でつながっているように感じました」と感想を述べていました。

【取材記事】奈良市立三笠中学校「第16回 子ども未来会議」令和7年12月23日(火曜日)

「第16回子ども未来会議」の様子 1223日(火曜日)、奈良市立三笠中学校で三笠中学校区地域教育協議会が「第16回 子ども未来会議」を開催しました。この会議は、地域が連携して健やかで心豊かな次世代を育てることを目的としており、16年も前から続く取組です。会議は毎回テーマを変え、子どもたちが自由な発想で意見を出し合いながら交流を深める場となっています。今回は「奈良の食材を生かしたオリジナル給食」がテーマでした。椿井小学校、大宮小学校、大安寺西小学校、佐保川小学校、三笠中学校から合計18名の児童・生徒が参加し、2グループに分かれて話し合いました。この会議を支えるメンバーの中には、自身が小学生の時に子ども未来会議に参加したことがある高校生もいます。話し合いの進行役は高校生が務め、地域コーディネーターや地域スタッフ、栄養職員、教員なども話し合いの進行や絵の作成の支援をしました。

 小中学生は事前に考案したメニューを持ち寄り、グループで話し合ってできたメニューを会議の参加者にプレゼンすることを念頭に置き、意見を出し合いながらオリジナル給食を考案しました。そして、話し合って決めたメニューを画用紙に描いたり、事前に持ち寄ったメニューの絵を切り貼りしたりしてオリジナル給食の絵を作成しました。発表では、それぞれのグループが作成した絵をスクリーンに映しながら、自分たちの考えたメニューのネーミングや見た目、栄養のバランスなどの特徴を説明しました。その後、高校生が奈良の食材に関するクイズや学校紹介も行い、会場を盛り上げました。

 三笠中学校区の給食に関わっている栄養職員は、「地域の食材を生かした素晴らしいアイデアだった。」と評価していました。参加した小学生からは「自分の考えたメニューが採用されてうれしかった。」「人のために考える楽しさを学んだ。」との感想がありました。また、高校生は、「地域で学んだことを還したい」との思いで地域の小学生をサポートしていました。

【取材記事】天理市立山の辺小学校「『ワガマチ合考(がっこう)の日』防火防災教室」令和7年12月20日(土曜日)

 ワガマチ合考の日防火防災教室1220日(土曜日)、天理市立山の辺小学校において「『ワガマチ合考の日』防火防災教室」が開催され、児童や保護者のほか、地域住民を含めた200名以上が参加しました。
 この取組は、山の辺校区の多世代の住民が、誰もが安心して暮らせる助け合いのマチを目指して地域の方々が気軽に小学校へ集まる「ワガマチ合考の日」に併せて、防火防災の体験をとおして校区住民の防火防災意識の高揚を図ることを目的としており、今年で2回目です。

 まず、体育館では天理消防署の方からAEDの使い方を学びました。続いて、参加企業が操作するドローンで撮影した校舎やグラウンドの映像をスクリーンで視聴し、災害時の救助にドローンが活用されることを教わりました。映像を見た児童は、「ドローンが災害時に役立つことを知ることができた。また、校舎を上から見たことがなかったので、自分の学校を知る良い機会になった」と感想を述べていました。

 次に、グラウンドで消防ポンプ自動車による放水を見学しました。さらに、消火器の使い方を学んだり、防火衣を着て写真撮影をしたり、消防自動車の展示も行われました。消火器の使い方を学んだ児童は、「もし火事に遭遇したら、今日学んだことを生かしたい」と話していました。

 校舎とグラウンドの間では、社会福祉法人や区長会による軽食が参加者に振る舞われました。また、北部包括支援センターと大学生が設営した救護所もあり、安全面への配慮がなされていました。

 保護者からは、「学校という安全で衛生的な場所で開催されているので、子どもを安心して参加させられる。昨年は防災倉庫を見て防災意識が高まり、今年も参加した。来年も参加したい」との声が寄せられました。

 「ワガマチ合考の日」の内容は、区長会、公民館、小学校を中心とした地域連携会議「ワガマチ合考やまのべ」で企画・運営されています。この会議では、参加者全員が活発に発言しており、みんなで知恵を出し合って考えたアイデアをどうやったら実現できるかを考えているそうです。また、参加団体も自らが子どもたちのために何ができるかを考えて活動しているそうです。

【取材記事】県立畝傍高等学校「畝高イルミネーション(特別活動)」 令和7年12月17日(水曜日)

 畝高イルミネーション1217日(水曜日)、県立畝傍高等学校において「畝傍高校イルミネーション2025」の点灯式が行われました。初日の点灯式を含め平日4日間にわたり、校舎が幻想的な光に包まれました。

 この活動は、学校が地域の核となり、地域と学校が連携・協働して地域の活性化を図るとともに、地域づくりや人づくりに貢献することを目的として実施されています。毎年、イルミネーションの期間中は、地域の方々が学校に足を運び、正面玄関付近に飾られたイルミネーションを自由に鑑賞できるようになっています。イルミネーションの制作は、約2か月前から有志の生徒たちが進めてきました。そのなかで美術部の生徒は、校章にも描かれている金鵄をイルミネーションで表現しました。また、1か月前から生徒会役員が中心となって飾り付けを行い、点灯式では生徒会長が司会を務めました。

 点灯式には多くの生徒が参加し、グラウンドで部活動をしていた生徒も集まりました。当日は雨でしたが、地域や保護者の方々も来校し、点灯式に参加されました。

 音楽部からは1年生18名、2年生12名が出演し、この日のために練習を重ねてきた5曲を披露しました。歌唱前には、「きれいなイルミネーションに花を添えられるよう頑張ります」とコメントがありました。曲の途中では参加者が手拍子をする場面も見られ、会場に一体感が生まれていました。また、別の曲では参加者が静かに耳を傾けるなど、温かな雰囲気に包まれていました。生徒たちの努力と地域の温かなまなざしが重なり、「畝傍高校イルミネーション2025」は無事にスタートすることができました。

 飾り付けを担当した生徒からは、「先輩方から受け継いだ方法を踏襲しつつ、自分たちのオリジナルのデザインになるように工夫した」「点灯するまで不安だったが、無事に光がともり安心した」「校舎の敷地外からも見ることができ、地域の方々が畝傍高校を知る機会になると思う」「地域の方々が学校に足を運んでくださることで、コミュニティづくりのきっかけになってほしい」「来年もぜひ見に来てほしい」といった声が寄せられました。音楽部部長は「コンクールやコンサートのような緊張感ではなく、落ち着いて楽しんで歌うことができた」と感想を述べました。

【取材記事】上牧町立上牧第三小学校「地域未来塾(まきっ子塾)」令和7年11月12日(水曜日)

 11月12日(水曜日)上牧町立上牧第三小学校において、「地域未来塾(まきっ子塾)」が実施されました。今回の活動には、1年生15名、2年生22名、3年生16名の計53名、学習アドバイザー(学習支援員)18名が参加しました。この「まきっ子塾」は、平成28年9月から開設されています。

 学習アドバイザーが教室の準備や後片付けを担当し、児童たちが効率よく学習できる環境を整えました。児童たちは、学校の宿題、九九や漢字の学習、町教委が作成する児童一人一人に合わせた習熟度別学習プリントなどに取り組みました。特に九九の練習では、児童たちが学習アドバイザーに聞いてもらいながら、楽しそうに取り組む姿が見られました。

 また、「まきっ子塾」終了後には、学習アドバイザーが担当した児童の個別ノートに学習内容を記録するなど、きめ細やかな指導が行われました。学習アドバイザー1人につき児童3~4人を担当し、個別対応を徹底していました。参加した児童からは「学校の宿題が最後までできた。」「学校の勉強とは違うことも教えてくれるから楽しい。」などの感想がありました。

 学習アドバイザーは、終わりの会終了後も児童たちを昇降口まで迎えに行き、各教室まで一緒に移動するなど、細やかなサポートを行っていました。また、「まきっ子塾」終了後には、放課後児童クラブへの見送りや保護者への引き渡しまで責任を持って対応し、活動中だけでなく、活動前後の時間も児童の安全を確保していました。活動全体を通じて、学習アドバイザーは児童に対し、時には優しく、時には厳しく声をかけながら、学習への意欲を引き出していました。ある学習アドバイザーの方は、「体力的にしんどい時もあるけど、子どもたちのためにがんばります。」とおっしゃっていました。

【取材記事】県立大淀養護学校「特別活動で交通安全運動への参画」 令和7年11月11日(火曜日)

katudou 令和7年11月11日(火曜日)、県立大淀養護学校の高等部3年生2名、2年生1名、中学部3年生2名の計5名が、地域ドライバーの交通マナー向上を目的として、吉野警察署の方々とともに交通安全啓発活動を行いました。

 活動は警察署前の交差点にて実施され、生徒たちは信号で停止した車のドライバーに手作りの交通安全啓発しおりを手渡しました。しおりは、ホームルームや高等部の軽作業の授業を活用し、小学部・中学部・高等部の児童生徒全員で協力して製作したものです。表面には交通安全を呼びかけるイラストが印刷され、裏面には「安ぜんうんてん」や「いのちを大切に!!」など、児童生徒一人一人が心を込めて手書きしたメッセージが添えられています。

 活動当日は、警察署の方がドライバーに声をかけた後、生徒が「おはようございます。大淀養護学校です。安全運転を心がけてください。」と笑顔でしおりを手渡すと、ドライバーも笑顔で応じ、「気をつけて運転します。」と温かい言葉を返してくださいました。

中には中学部の時からこの活動に参加している生徒もおり、「お知り合いの方にも渡してください。」と複数枚のしおりを手渡しながら、笑顔で元気よく声をかける姿が見られました。

 「この活動を通して、しおりを形に合わせて丁寧に切るのが大変だったが、ドライバーに笑顔で受け取ってもらえたときは嬉しかった。小学生の頃は挨拶が苦手だったが、地域で活動することで挨拶の大切さを学ぶことができた。」と参加した生徒の一人は振り返っていました。

 活動終了後、警察署前での挨拶では、署の方から「みなさんの思いがドライバーに伝わったと思います。」と感謝が伝えられました。生徒は「貴重な体験をさせていただきありがとうございました。交通ルールを守ることが自分たちの身を守ることにつながることを改めて学びました。大人になっても交通ルールを守り、安全を心がけたいです。」と力強く述べていました。

【取材記事】生駒市立桜ヶ丘小学校「放課後子ども教室」令和7年10月22日(水曜日)

 10月22日(水曜日)生駒市立桜ヶ丘小学校において、「放課後子ども教室」が実施され、児童18名が参加しました。この「放課後子ども教室」は、令和6年度から地域住民が主体となって運営されており、学習や様々な体験活動をする場として実施されています。

 当日は、多目的室で、地域の方々が児童一人一人と挨拶を交わしながら受付を行うところから始まりました。児童は活動に必要な用具を準備し、全員揃ったことを確認すると、実際に活動する場である図書室に移動しました。まずは、地域の方8名に見守られながら学習する時間が取られました。地域の方々は、困っている児童に対して、考え方や解法のヒントになるような声かけをしたり、一緒に本で調べたりする等、答えを教えてしまうのではなく「児童が自分で考えて答えを導くこと」や「児童が頑張ったことについては思いきり褒めること」を大切にして接しておられました。そして、宿題が終わった児童は、読書、オセロ、ブロック遊び、お絵かきや折り紙等、各々が好きなことを地域の方々や友達と一緒に楽しみました。集中する時と楽しむ時のメリハリをつけて活動する姿と地域の方々と児童が信頼関係のもとで活動している姿が印象的でした。全ての活動を通して、守るべきルールやマナー等を、児童が理解できるような言葉で説明しながら伝えておられました。

 参加した児童は、「分からないところの考え方を、分かりやすく教えてくれる。」「よく褒めてもらえてうれしいし、やる気も出る。」「これからも教室に通いたい。」と感想を話してくれました。

 地域の方々は、「出来たことを褒めてあげることで、自信をもってもらえるように接していきたい。」「児童にはそれぞれ個性があるので、その子に合った対応をしていきたい。」「この教室に通ってもらうことで、学習に加えて様々な経験をしてほしい。」と話してくださいました。

【取材記事】「第2回山添村地域教育力コミュニティー協議会」の熟議の場 令和7年10月20日(月曜日)

yamazoemurajukuginoba 10月20日(月曜日)山添村立やまぞえ小学校において、教育長、事務局員、小学校長、中学校長、地域コーディネーターの9名により、「第2回山添村地域教育力コミュニティー協議会」が開催されました。

   「子どもたちの学びが充実するために」という目標のもと、やまぞえ小学校及び山添中学校で行われている地域学校協働活動の現状の共有や取組方法の検討等についての協議が行われました。

 まず、地域コーディネーターの方から、自身がコーディネートしている活動に関する報告があり、現状について共有されました。次に、今年度発行予定の「つなぐ~地域と共にある学校づくり~」(様々な地域学校協働活動の紹介やボランティア募集等が掲載されているチラシ)に関して、「子どもたちの学びを充実させるためには何を掲載するのが良いか」という視点で、「通学バスに係る見守り」「給食配膳準備サポート」「面接、学習支援」「読み聞かせや読書推進活動(スタンプラリー)」「学校運営協議会の熟議」「ボランティア募集」等の掲載が検討されました。また、小学校5年生から中学校3年生で奈良教育大学と連携して行っている「国際交流」について議論がありました。活動することだけに意義を見出すのではなく、各学年でどのような目標のもとで実施するのかを、学校・地域コーディネーター・実施者で共有することで目標に焦点を定め、系統立てた学びの実施が重要であることが確認されました。そして、義務教育学校の設立に向けて、「不登校傾向の児童生徒の居場所をどのように確保していくのか」や「中学校卒業後も、様々な課題をもつ子どもたちの支援方法」について、地域と協働していく方策を今後検討していきたい旨の話がありました。

 協議会に参加した地域コーディネーターの方は、「子どもたちの学びの充実を軸にして協議することで、様々な視点からの考え方を聞くことができ、地域学校協働活動の内容に広がりや深まりが出てくるのではないか」と、協議を行う際に目標を明確にもつことの大切さについて話されていました。

【取材記事】五條南小学校放課後子ども教室「日本舞踊教室」令和7年10月16日(木曜日)

 10月16日(木曜日)、五條南小学校の3年生児童7名が、放課後子ども教室の「日本舞踊教室」で日本舞踊の稽古に励みました。本教室は、昨年度から放課後子ども教室として定期的に開催されており、五條市内に在住している日本舞踊音羽流の教授が講師を務めています。講師は、「子どもたちに日本の伝統や地域文化に触れる機会を提供したい」という思いから子どもたちに日本舞踊を教えられています。

この日は、五條市文化祭で発表する「さくらさくら・多摩川」「こども八木節」「桜吹雪」の3演目を稽古しました。子どもたちは、足運びや目線などといった日本舞踊の基本の所作、また、舞扇・さらし・舞踊傘といった小道具の扱い方について、講師から丁寧な指導を受け、いきいきと舞っていました。また、この教室は日本舞踊を習うだけでなく、礼節を学び、日本の着物文化の魅力に触れる機会にもなっていました。そして、稽古中は、師匠と弟子として凛とした緊張感のある雰囲気の中で子どもたちは真剣に舞っていました。しかし、練習が終わると一転、地域住民と子どもたちの和やかな会話が交わされていました。また、親子着付け教室も開催しており、他の講師などからも学べる機会となっています。どちらも大人と子どもの交流を深める場になっています。

参加した子どもたちからは「学校からもらったプリントで知り、興味をもったから参加した」「さらしを思い切り振れるのが楽しい」「扇子の色を見て、桜を感じられている」といった伝統文化に親しみをもっている声が聞かれました。また、「友だちに誘われて始めた」という子どももおり、友だちと一緒に舞う楽しさも感じている様子がうかがえました。

そして、参観していた保護者の方からは「子どもに貴重な体験をさせることができているので、今後もぜひ続けてほしい」「自分が子どもの頃にはこのような体験活動が少なかったので、今の子どもたちにはたくさんのことを経験してほしい」という放課後子ども教室への感謝と期待の感想が寄せられました。

【取材記事】斑鳩町放課後子ども教室「第2回ホリディ学園(ぼうさい探検隊)」令和7年10月4日(土曜日)

 10月4日(土曜日)、町内の小学生4名が「第2回ホリディ学園(ぼうさい探検隊)」(斑鳩町が実施している放課後子ども教室)に参加しました。この日は、子どもたちが「ぼうさい探検隊」となり、地域の安全な場所や危険な場所を探して歩き、気づいたことをマップにまとめました。今回の「ホリディ学園」は、社会教育指導員・子ども会のシニアリーダー・生涯学習課・建設農林課・安全安心課が連携・協働し、様々な視点から子どもたちの学びを支えました。

 午前は、フィールドワークをしました。子どもたちは、普段何気なく通っている道を防災の視点をもって歩きました。「避難所の看板があって分かりやすいね。」「雨で排水溝に水が溜まっているから普段からの掃除が必要だね。」「見通しの良くない交差点にはカーブミラーがあるね。」「車がたくさん通るけど、この道は狭いね。」など、防災だけでなく交通安全にも目を向けて、たくさんの発見をしていました。社会教育指導員は、子どもたちの気づきを深めるよう問いかける形で支援をしていました。

 午後は、フィールドワークで集めた情報を整理して、マップにまとめました。まず、子どもたちは、探検してきた道で安全・危険だと感じた場所を確認しました。そして、「安全な場所と危険な場所は色を変えてシールを貼ろう。」「写真と地図の場所を番号でつなげよう。」「写真だけでは伝わりにくいところは言葉で説明しよう。」などといったアイデアを出し合い、協力してマップを完成させました。子どもたちが作ったこのマップは「斑鳩町安全・危険マップ」と名付けられ、外部団体が実施するコンクールに応募されるそうです。

 作成後は、フィールドワークをしてマップにまとめて気づいたことを発表しました。そして、子どもたちは「マップにすることで安全な場所や危険な場所が分かりやすくなりました。」「大人の力を借りたけれど、みんなで協力してマップが作れて良かったです。今日学んだことを登下校にも生かしていきたいです。」と感想を述べていました。また、ボランティアとして参画している町内在住の大学生であるシニアリーダーは、「私も子どもの時にホリディ学園に参加していました。ホリディ学園に参加してくれている子どもたちが大人になった時、こういった地域の活動に積極的に参画し、地域のつながりをさらに深めてくれることを願っています。」と語ってくれました。

【取材記事】奈良県立奈良東養護学校「合科の授業で日本文化(茶道)を体験しよう」         令和7年6月20日(金曜日)

 令和7年6月20日(金曜日)、高等部2年生が、日本の伝統文化である「おもてなし」や「作法」を学び、郷土の文化に触れ継承・発展させることを目的に、奈良東応援団7名の支援を受けながら浴衣の着付けと茶道を体験しました。この授業は、「子どもたちが社会に出たときにお茶に呼ばれても困らないように経験させたい」という学校の思いを聞いた奈良東応援団が先生と一緒になっていい授業にしたいという思いから始まりました。

 浴衣の着付け体験では、浴衣を普段着慣れない生徒たちは、緊張していましたが、奈良東応援団の方から「似合っているよ。」と声をかけられると、緊張が解け笑顔があふれていく様子が見られました。

 茶道体験では、お茶を点てることや出すことが初めての生徒も多く、初めはぎこちない動きでしたが、活動を通して自然な所作で行えるようになっていました。もてなす側ともてなされる側に分かれたときは共に礼儀を尽くし、生き生きとした様子が見られました。

 体験した生徒は「浴衣を着ることや茶道を体験する機会は普段ないので、授業を通じて昔の文化や歴史を感じられた。また体験したい。」、「茶器の扱いや礼儀作法を学び、他人を敬い、物を大切にする心を学んだ。学んだことをこれからも大切にしたい。」と話してくれました。

 奈良東応援団は令和元年度から、「できるとき」、「できることを」、「できる人と」、「できる範囲で」を合言葉に活動しており、子ども一人ひとりの特性に合わせた支援を目指しています。現在、約20名のメンバーが1~2週間に1人のペースで学校を訪れ、授業の支援をはじめとした活動を行っています。

 応援団の方は「この活動の最大の喜びは生徒たちの笑顔。今後も生徒が『私もできた』という達成感を得られるよう、一人ひとりの特性に合わせた『スペシャルな支援』を続けていきたい。また学校と地域のつながりを大切にし、生徒たちが地域で自分らしく輝けるよう活動を発展させたい。」と話していました。

【取材記事】大和郡山市立郡山北小学校 第5回学校運営協議会 令和7年2月4日(火曜日)

【取材記事】奈良県立添上高等学校人文探究コース「曽爾村探究プロジェクト」探究活動発表会 令和7年1月22日(水曜日)

【取材記事】奈良県立青翔高等学校「統合科学研究発表会」 令和6年12月24日(火曜日)

【取材記事】奈良県立五條高等学校「五條の『わた』でクリスマスリースを作ってみよう!!」 令和6年12月14日(土曜日)

【取材記事】天理市立前栽小学校 地域コーディネーター会議 令和6年12月11日(水曜日)