件名 |
自然災害伝承碑の登録促進と利活用 |
みなさまから寄せられた
ご意見
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県民だより奈良の知事コラムを拝見させて頂きました。激甚化する自然災害を「自分ごと」と捉えて、備えを怠らないようにという趣旨の内容でした。過去に起きた災害の事実や教訓を地域で見える化するために、2019年から国土交通省・国土地理院が、新しい地図記号の「自然災害伝承碑」を設けて、各自治体に登録の呼びかけをされております。2023年9月28日時点で、582の市区町村が2021基の碑の登録を行っており、各県の平均で43基の登録まで進んできております。奈良県では、全県で29基の登録ですが、大半が十津川村など国道168号沿道に限られております。当然、災害には地域差がありますので、平均的なものの考え方は注意を要します。なお、過去の先人が後世の私たちに残してくれた教訓を地図で見える化し、災害の自分ごと化に結び付ける取り組みは重要と思いますので、是非、奈良県全体で過去の災害の事実や教訓が登録されるように県としても、呼びかけをお願い致します。また、登録された「自然災害伝承碑」は関東などでは、学校での防災学習や地域の防災イベントで積極的に紹介し、災害の自分ごと化に活かしておりますので、奈良県でもご検討を頂きたいと思います。
受付年月日:2023年10月16日
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回答 |
国土地理院において、自然災害伝承碑をウェブ地図「地理院地図」等へ公開する取り組みが行われていることについては承知しており、県内市町村に対して登録の呼びかけを行っているところです。本年9月には、2件(吉野町、川上村)の伝承碑が新たに掲載されることとなりました。県民に災害を「自分ごと」と捉えていただけるよう、自然災害伝承碑の取り組みの啓発を含め、防災知識の普及等に引き続き取り組んでまいります。 |
担当課 |
知事公室 防災統括室
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件名
「自然災害伝承碑の登録促進と利活用」
みなさまから寄せられたご意見
県民だより奈良の知事コラムを拝見させて頂きました。激甚化する自然災害を「自分ごと」と捉えて、備えを怠らないようにという趣旨の内容でした。過去に起きた災害の事実や教訓を地域で見える化するために、2019年から国土交通省・国土地理院が、新しい地図記号の「自然災害伝承碑」を設けて、各自治体に登録の呼びかけをされております。2023年9月28日時点で、582の市区町村が2021基の碑の登録を行っており、各県の平均で43基の登録まで進んできております。奈良県では、全県で29基の登録ですが、大半が十津川村など国道168号沿道に限られております。当然、災害には地域差がありますので、平均的なものの考え方は注意を要します。なお、過去の先人が後世の私たちに残してくれた教訓を地図で見える化し、災害の自分ごと化に結び付ける取り組みは重要と思いますので、是非、奈良県全体で過去の災害の事実や教訓が登録されるように県としても、呼びかけをお願い致します。また、登録された「自然災害伝承碑」は関東などでは、学校での防災学習や地域の防災イベントで積極的に紹介し、災害の自分ごと化に活かしておりますので、奈良県でもご検討を頂きたいと思います。
受付年月日:2023年10月16日
回答
国土地理院において、自然災害伝承碑をウェブ地図「地理院地図」等へ公開する取り組みが行われていることについては承知しており、県内市町村に対して登録の呼びかけを行っているところです。本年9月には、2件(吉野町、川上村)の伝承碑が新たに掲載されることとなりました。県民に災害を「自分ごと」と捉えていただけるよう、自然災害伝承碑の取り組みの啓発を含め、防災知識の普及等に引き続き取り組んでまいります。
担当課
知事公室 防災統括室