化学分析 One to One セミナーのご案内 -材料表面の構成元素を調べてみよう!- 一覧へ 化学分析 One to One セミナーのご案内 -材料表面の構成元素を調べてみよう!- 材料やデバイスの評価を行う際に、元素分析は非常に有用な手段になります。一口に元素分析といっても色々な方法があり、分析目的や試料の状態に応じて適切な分析法を選択する必要があります。 本セミナーでは、材料表面の元素分析に用いられる 「波長分散型」と「エネルギー分散型」の2種類のX線分析装置を対象に、それぞれの特徴について実習・解説します。 日時 令和6年2月27日(火) (1)10時00分~11時30分 (2)13時00分~14時30分 (3)15時00分~16時30分 場所 奈良県産業振興総合センター(奈良市柏木町129-1) 対象 県内事業所で主に研究開発業務に従事されている方 (※当センターの蛍光X線分析装置を利用されたことがない方を優先します。) 定員 各回1名限定 (※定員に達した時点で締め切ります。) 費用 無料 使用機器 波長分散型蛍光X線分析装置(XRF-WDX) (株)リガク ZSX-PrimusIV 試料に一次X線を当てた際に、試料から発生する蛍光X線を分析することで、構成元素の定性や定量ができます。 <対象試料>粉体試料、平坦な固体試料、液体試料(水溶液系) <利用用途例>有害元素の含有量調査、鋼材の材質推測 ↑ XRF-WDX 走査電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分析装置(SEM-EDX) (株)日立ハイテク SU3500 試料に電子線を当てた際に、試料から発生する特性X線を分析することで、構成元素の大まかな定性や定量ができます。 <対象試料>固体・粉体試料(水分・油分を含むものは不可) <利用用途例>異物調査、不具合調査 ↑ SEM-EDX 講師 産業技術研究部 機械・電気・材料グループ 主任研究員 近藤 (専門分野は合成化学、現在は錯体化合物など機能性材料の研究開発に従事) 申込方法 下記URLより必要事項を入力の上、2月20日(火)までにお申し込みください。 https://forms.office.com/r/4SCWHftt8z ※当日ご参加いただいた際には、化学合成などに関する一般的なご相談もお受けいたします。 問い合わせ 産業振興総合センター 機械・電気・材料グループ 主任研究員 近藤 TEL:0742-31-9113(直通) セミナーチラシ(pdf 460KB)