化学分析 One to One セミナーのご案内-顕微赤外分光法による微小領域の定性分析- 一覧へ 化学分析 One to One セミナーのご案内 -顕微赤外分光法による微小領域の定性分析- 赤外分光法は、有機材料の同定に有用であることから、有機系の異物調査や不良解析で汎用的な分析手法の一つとなっています。製品の小型化や消費者の高品質志向とともに、微小領域や微量試料の分析要望が増えていますが、これら微小・微量分析には、顕微赤外分光法を用いることで高感度な測定ができ、定性分析が可能になります。 本セミナーでは、微小領域の赤外吸収(IR)スペクトル測定を自らできるようになることを目標とし、取得したスペクトルの解析方法についても実習を交えながら解説します。 日時 令和7年7月8日(火) (1)10時00分~11時30分 (2)13時30分~15時00分 令和7年7月11日(金) (3)10時00分~11時30分 (4)13時30分~15時00分 場所 奈良県産業振興総合センター (奈良市柏木町129-1) 対象 県内事業所で研究開発や品質管理業務に従事されている方 ※当センターでフーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)を利用されたことがない方を優先いたします。 定員 各回1名限定 (※定員に達した時点で締め切ります。) 費用 無料 使用機器 フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR) 日本分光(株)FT/IR6600、IRT-7200 赤外線の吸収特性の違いを利用して、物質の同定を行う装置です。 【分析対象】主に高分子・有機系の試料(固体、粉体、液体) 内容 ・試料の前処理方法 ・赤外分光法による各種測定方法 ・赤外吸収(IR)スペクトルの解析方法 など 講師 環境技術支援科 総括研究員 近藤 (専門分野は合成化学、現在は錯体化合物など機能性材料の研究開発に従事) 申込方法 下記のURLもしくはQRコードより必要事項を入力の上、7月4日(金)までにお申し込みください。 https://www.secure.pref.nara.jp/3290.html ※当日の持ち込み試料については、事前にご相談ください。 ※当日は上記のほか、化学合成や機器分析に関するご相談も併せてお受けします。 問い合わせ 環境技術支援科 総括研究員 近藤 TEL:0742-31-9113(直通) セミナーチラシ(pdf 482KB)