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正楽寺・石造線刻阿弥陀如来坐像 しょうらくじ・せきぞうせんこくあみだにょらいざぞう

記入年月日 2021/04/13

正楽寺・石造線刻阿弥陀如来坐像
所在地
奈良県香芝市平野1053
区分
彫刻 | 神像・仏像
指定内容
香芝市指定有形文化財

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
板状の凝灰岩(高さ230.0cm、幅95.0mm、厚さ15.5cm)に、定印(上品上生印)を結ぶ阿弥陀如来坐像が浅く線刻されています。銘文は記されていませんが、衣文の線条や蓮弁の曲線の様子などから平安時代後期ごろの作と考えられます。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
市内でも同時期の石仏は他に類例がなく、県内でも北葛城郡広陵町南郷の石造伝弥勒菩薩坐像(県指定文化財)や桜井市金屋の石造浮彫伝弥勒如来像/伝釈迦如来像(国指定重要文化財)など、数例であり貴重な資料といえるでしょう。
問い合わせ先
香芝市二上山博物館
電話番号
0745-77-1700

掲載されております歴史文化資源の情報は、その歴史文化資源が地域にとって大切であると考えておられる市町村、所有者、地域の方々により作成いただいたものです。
見解・学説等の相違については、ご了承ください。