出会う 歴史文化資源関連施設のご紹介

県内にある歴史文化資源関連施設(博物館・資料館・展示館・文化財センター等)のご紹介ページです。

~県立施設~

  • 奈良県立橿原考古学研究所(橿原市)

    所内では、発掘調査報告書・学会誌・論文集などの所蔵図書を閲覧することができます。また、発掘調査の結果について、現地説明会を開催しています。ホームページでは、奈良県の遺跡情報を見ることができます。

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  • 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館(橿原市)

    館内では、発掘調査で出土した実物資料を常設展示「大和の考古学」で見ることができます。また、歴史テーマを題材とした春秋2回の特別展、発掘調査速報展「大和を掘る」が開催され、図書コーナーでは発掘調査報告書等を閲覧することができます。

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  • 奈良県立万葉文化館(明日香村)

    万葉集を中心とした古代文化を知ることができます。館内では、日本画を中心とした展覧会のほか、映像・アニメ等による展示「万葉劇場」の他、万葉集に関する展示会やイベント、講座が開催されています。館内で万葉集の検索・印刷や歴史関連書籍の閲覧ができます。

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  • 奈良県立民俗博物館(大和郡山市)

    館内では、多数の実物資料を通じて明治~昭和期の奈良の生業や生活用具について知ることができます。また、昔の暮らしや風俗習慣を紹介する企画展も開催されています。博物館がある民俗公園には江戸時代の民家15棟が移築され、古民家に親しめるイベントも行われています。

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  • 奈良県立図書情報館(奈良市)

    図書をはじめ様々な文化資源に関する資料を検索・閲覧することができます。「まほろばデジタルライブラリー」では、公文書・古文書・絵図などの検索やデジタル画像の閲覧ができます。また、館長公開講座や、古文書講座など、歴史を学び、楽しむための講演会や講座も開催されます。

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  • 奈良県立美術館(奈良市)

    鎌倉時代から現代に至るまでの絵画、工芸、彫刻、書跡、風俗資料など4,100件を超える美術品を収蔵しています。常設展示はありませんが、時代・分野に富んだ企画展や特別展が随時開催されています。

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  • なら歴史芸術文化村

    「なら歴史芸術文化村」は、県の誇る歴史文化資源に触れ、また、質の高い文化芸術イベントを体験できる歴史芸術文化活動の拠点となる施設であり、奈良の歴史文化や芸術文化を「知る・学ぶ・楽しむ」ことを通じ、「本物にふれる」ことで「新たな視点・感性」が生まれる場を提供することをコンセプトとしています。

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~市町村などの施設~

奈良市

奈良市埋蔵文化財調査センター

奈良市には、古代日本の都であった平城京をはじめ、我が国の歴史と文化を物語る貴重な埋蔵文化財が数多く残されています。
当センターは本市における埋蔵文化財の発掘及び調査、研究並びに出土品等の整理及び保存を行ない、活用を図る拠点施設です。常設展示の他、秋季特別展、速報展などを行っています。

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奈良市史料保存館

奈良市に残る古文書や歴史資料の収集、調査、保管、展示などを行っている施設です。場所は、世界遺産元興寺の近く、奈良町の中にあります。館内では、奈良町の成り立ちや歴史についての展示のほか、奈良の年中行事や、季節の風物詩を古文書や古絵図をとおして紹介する展示を、季節ごとにテーマを変えて開催しています。奈良町を散策しながら、奈良町の歴史にふれることができる施設です。

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上深川歴史民俗資料館

民俗芸能「題目立」(だいもくたて)が奉納される八柱神社の敷地に隣接する資料館です。「題目立」とは、源平の武将を題材とした演目を、出演者が登場人物ごとに台詞を分担して、独特の抑揚をつけて語る芸能です。毎年10月12日の宵宮祭の夜に、上深川町の青年たちによって演じられます。平成21年には、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。資料館では、「題目立」の装束、器具と関連資料の収集、保管などを行っています。

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天理市

天理市立黒塚古墳展示館

三角縁神獣鏡33面が出土して注目を集めた黒塚古墳の発掘調査成果を紹介するガイダンス施設です。調査で出土した竪穴式石室の原寸大模型は臨場感たっぷり。二階には出土した全ての銅鏡のレプリカが展示されており、その精巧さは、実見の機会が少ない実物の代役として考古学の専門家までが資料調査に来るほどです。

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橿原市

歴史に憩う橿原市博物館

橿原市の歴史の息吹を体感しながら、楽しく学んでいただくことをモットーに、縄文時代から江戸時代までの二千数百年にわたる、当市を代表する遺跡出土資料を展示しています。館内には、出土品に触れられるハンズオンコーナーや、来館者一人一人に合う展示資料の紹介と、当市の豊かな歴史遺産への訪問をサポートする斬新なパーソナルガイドを設置しております。また、特別展や講演会、体験型イベントなども年数回開催しています。

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橿原市藤原京資料室

日本で初めての中国式都城である藤原京の中枢部だった特別史跡藤原宮跡の中にあり、持統・文武・元明の三代にわたる天皇が執務した大極殿跡にもっとも近い資料室です。世界遺産暫定一覧表記載「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の中核の一つである藤原宮跡をより理解していただくため、平成18年に開室しました。
藤原京の精巧な1000分の1復元模型、出土品や藤原京再現CG等を鑑賞できる展示・映像コーナー、地域の皆様のご協力により植栽し毎年多くの来訪者に好評いただいている季節の花園の紹介コーナー、藤原宮跡から名勝大和三山の香具山にかけての雄大な情景をご覧いただける展望室などを開設しています。

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桜井市

桜井市立埋蔵文化財センター

当センターの展示室は二つに分かれており、常設展示コーナーでは邪馬台国畿内説の最有力地である纒向遺跡の出土遺物を中心に、旧石器~奈良時代までを時代ごとに展示しています。また特別展・企画展コーナーでは、テーマを決めて年3回の展示入れ替えをしています。

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五條市

市立五條文化博物館

「ごじょうばうむ」の愛称がある歴史博物館です。本館の常設展示「五條の歴史と文化」では、縄文時代から近現代までの通史を考古資料や古文書、美術工芸品、民俗資料、写真・映像などで紹介します。また、特定のテーマに関する企画展や、古文書講座、子ども向けの体験講座なども随時開催されています。さらに鉄道模型ジオラマは、国鉄時代の五条駅界隈や北宇智駅のスイッチバックを再現し当時の車両を走らせるとともに、紀伊半島南部を縦貫する計画だった「阪本線」いわゆる五新鉄道の一部を運行し、家族連れに人気です。別館の和室は、各種の会議や伝統文化に関する教室などに利用できます。本館・別館ともに、安藤忠雄氏の設計。

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五條市賀名生の里歴史民俗資料館

南朝の行宮と伝わる重要文化財・堀家住宅や奈良県三大梅林の一つである賀名生梅林と隣接し、南朝ゆかりの宝物を中心に、西吉野地区の歴史や文化を紹介しています。また情報コーナーでは、観光や史跡散策に役立つ情報の提供も行っております。

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五條市大塔郷土館

旧大塔村は山岳地帯に位置し林業が盛んな村でしたが、平成17年9月に五條市と合併しました。五條市大塔郷土館は、旧大塔村の歴史と文化を後世に伝えていくために、合併前の平成12年4月に開館した施設です。歴史の蔵では、大塔の歴史、民俗、文化や伝統の技術に関する展示を見ることができます。また、萱葺き民家を再現した郷土館では、囲炉裏を囲んで、大塔の特産品を使った郷土料理を味わうことができます。

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生駒市

生駒ふるさとミュージアム

昭和8年に生駒町役場庁舎として建設され、その後中央公民館・中央公民館別館として利用されてきました。平成22年に国の登録有形文化財となり、旧生駒町役場庁舎を改修・整備し、平成26年2月1日、「生駒ふるさとミュージアム」が開館しました。
市内の遺跡から出土した土器のほか、古文書、さまざまな民具を展示し、貴重な絵画・仏像などを展示できる設備もあります。
子どもから大人まで、心地よく、また楽しみながら、親しみやすいミュージアムを目指しています。申し込み不要の体験学習(勾玉・土笛づくり)もご用意し、カフェコーナーも常設しています。

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香芝市

香芝市二上山博物館

香芝市は、古代から近代まで、二上山が産んだ3つの石で知られている。
数万年前の旧石器時代から2千年前の弥生時代に至るまで、青銅や鉄と同じぐらい重要な資源であったサヌカイト。
5・6世紀に、王者の棺として切り出された二上山凝灰岩。
明治以降、全国の90パーセント余りを占めた研磨材としての金剛砂。
これらは、それぞれの時代の“原子の火”であった。今、ここに3つの石がよみがえり、日本史上にはたした役割が浮かびあがる。金剛砂が天体望遠鏡のレンズ研磨材として活用されているのは、先人の工夫が未来につながっていることを象徴している。
二上山麓の、葛城の古代を歩みながら、未来への道をたのしんでください。

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葛城市

葛城市歴史博物館

葛城市を中心に、周辺地域全体を視野に入れた、歴史・伝統・文化に関する展示をおこなっています。常設展示室には古代から中世までの歴史資料および民俗資料を展示しています。また、常設展示室の入口床面に設置した、葛城地域全体を撮影した航空写真パネル(縮尺約4000分の1)は、地域内に点在する大きな古墳や、竹内街道・横大路などの歴史街道、奈良盆地内の条里制のなごりなど、葛城の歴史遺産のようすを一目で把握することができます。さらに、特別展示室では「葛城の歴史文化」をテーマに、期間を定め、特別展・企画展などの催しを年4回開催しています。

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宇陀市

宇陀市歴史文化館 薬の館

江戸時代末期の建築とされる、薬問屋を商っていた細川家住宅を改修した歴史文化館です。当館では、大宇陀地区に残る薬関係の資料をはじめ、細川家関係の資料を展示しています。(宇陀市指定文化財・旧細川家住宅)

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山添村

山添村歴史民俗資料館

歴史民俗資料館では、桐山和田遺跡や大川遺跡など縄文時代の遺跡から発見された石器や土器を中心にこれまで山添村で行われた発掘調査の結果をわかりやすく展示しています。また、農機具や生活用具など村の豊かな文化的営みを知ることができる民俗資料も多数展示しています。

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斑鳩町

斑鳩町文化財活用センター

藤ノ木古墳から出土した馬具や冠などの精巧なレプリカを展示しています。映像ホールでは藤ノ木古墳の発掘調査の様子や出土品の解説、また法隆寺をはじめとする斑鳩町の文化財について映像で見ることができます。また、実物大の石棺のレプリカも展示しており、出土状況を再現した内部の様子の模型とともに調査当時の様子を映像で見ることができます。また、当センターでは毎年春と秋の年2回の展示会を行っています。特に、秋には国宝である藤ノ木古墳出土品の里帰り展を開催しています。

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安堵町

安堵町歴史民俗資料館

安堵町歴史民俗資料館は今村氏の邸宅跡を活用した展示施設です。 幕末には伴林光平など後の天誅組に関わった人物が集い、盛んに文化交流がなされました。奈良県再設置運動に尽力した運動家 今村勤三や、BCC接種を提唱した医学博士 今村荒男らの生家でもあります。主な展示内容は、江戸時代から伝わる古文書や、民俗資料、町の伝統産業であった「灯芯ひき」のほか、かつて安堵町を通り運行された天理軽便鉄道に関する資料などです。
当館では、先人が残した暮らしの中の文化を継承するため、年間を通して様々な体験会(灯芯ひき・藺草栽培・古代米栽培・茶道講座・もちつき大会など)を開催しています。

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田原本町

唐古・鍵考古学ミュージアム

唐古・鍵考古学ミュージアムは、田原本青垣生涯学習センターの2階にある考古資料を展示する博物館です。日本最大級の環濠集落である唐古・鍵遺跡(国史跡)をはじめとする町内の遺跡から出土した遺物約1,000点を展示しています。3部屋で構成され、第1室と第2室は、唐古・鍵遺跡の出土品を展示し、弥生時代の生活・文化を知ることができます。楼閣を描いた絵画土器や勾玉を納めた褐鉄鉱容器など弥生の逸品を展示しています。
第3室は、縄文時代から江戸時代までの田原本町の歩みを考古資料でたどります。特に国の重要文化財の牛形埴輪は、1500年前に日本に牛がいたことを証明する貴重な埴輪です。

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明日香村

明日香民俗資料館

明日香の歴史・生活・信仰・行事などに関するさまざまな物を展示している資料館です。展示の目玉は、雨乞いの神事を描いた「南無天踊り絵馬」、五穀豊穣・子孫繁栄を願う「男綱・女綱」などです。食とそれらに関する祀りにゆかりのある物を通じて、明日香の歴史的な風土や景観形成について身近に感じることができます。また、1階には新規起業者のチャレンジショップとして、5店舗が入店しています。

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広陵町

広陵町文化財保存センター

平成15年、特別史跡巣山古墳から出島状遺構が発見されました。遺構からは様々な埴輪類が数多く出土しました。これらの埴輪類は全国に知られるようになり、歴史的にも高い評価を受けています。
広陵町では、この貴重な埴輪類を将来にわたって広く皆様に見ていただけるよう、広陵町文化財保存センターを平成18年4月に開設しました。
展示室には、巣山古墳から出土した埴輪類や喪船(レプリカ)のほか、牧野古墳から出土した馬具や須恵器の一部なども展示しています。

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河合町

河合町中央公民館 文化財展示室

河合町中央公民館文化財展示室では、ナガレ山古墳や大塚山古墳群などの河合町内の遺跡から出土した遺物を展示しています。民具展示室もあり、昔の生活を偲ぶこともできます。
普段は閉鎖していますが、「文化財展示室見学申込書」に必要事項をご記入の上、できるだけ見学希望日の3週間前までにお申し込みいただければ、見学していただけます。申し込み日が見学希望日の3週間前以内の場合は見学していただけないことがあります。毎年秋の文化祭に合わせて「河合町の文化財展」を開催しています。「河合町の文化財展」開催期間中は予約なしでご覧いただけます。また、発掘調査で重要なものが出土した時には臨時に「発掘調査速報展」を開催いたします。

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吉野町

吉野歴史資料館

吉野歴史資料館では主に宮滝遺跡を紹介する展示を行っています。
宮滝では縄文時代早期から人々の生活が営まれていました。この遺跡から出土した縄文時代後期の土器である、宮滝式は全国的に著名です。弥生時代には、住居址や方形周溝墓を伴う集落が営まれました。しかし、弥生時代後期頃から土器の出土量が減り、古墳時代頃には人々の営みが低調になったようです。これが飛鳥時代になると吉野宮が造営され、壬申の乱の舞台や、持統天皇が何度も訪れた場所となりました。そして、奈良時代には聖武天皇らが訪れた吉野離宮が営まれました。
当館ではこれら宮滝遺跡の様相を、出土品や模型、復元図によって紹介しています。吉野の古代史を語るうえで欠かせない宮滝へ、是非お越しください。

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黒滝村

黒滝村民俗資料館(役場旧庁舎)

黒滝村は総面積の約97%が森林で占められており、古くから林業が盛んでした。黒滝村民俗資料館では、林業に関する道具や生活用品などが数多く展示されており、森と共に歩んできた人々の生活や歴史を学ぶことができます。レトロ感あふれる建物は明治43年(1910年)に建てられ、長らく黒滝村役場庁舎として使用されてきました。昭和54年(1979年)に県指定文化財となった後、平成7年(1995年)に現在の場所に移築されました。

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天川村

山上ケ岳歴史博物館

昭和59年に大峰山寺・奈良県・橿原考古学研究所により大峰山寺の解体修理が行われました。そのときの発掘調査において、我が国山岳宗教史上の定説を裏づける純金製の仏像2躰が、またその他にも奈良時代、あるいは平安時代の宇多天皇・藤原道長等による奉納品など、正に山の正倉院さながらの発見がなされました。
山上ヶ岳歴史博物館はそれら発見された出土品の他、大峯修行にちなんだ数々の資料が展示されています。

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天川村立資料館

山村の暮らしや民俗などを伝える資料館。大峯山中から引き上げられた米軍B29のエンジンも展示。
また入り口にあるギャラリーほのぼのは無料開放しており、シーズンごとに写真展などを開催しています。

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十津川村

十津川村歴史民俗資料館

幕末に活躍した十津川郷士や明治時代の廃仏毀釈に関する資料を中心に、村に大きな変化をもたらした明治の大水害の歴史や、十津川の伝統的な暮らしの様子も再現し展示しています。「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録された世界遺産については、「大峯奥駈道」と「熊野参詣道小辺路」を写真やパネルで紹介しています。

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下北山村

下北山村歴史民俗資料館

下北山村には、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)があります。霊場に参詣する人々と共に、下北山村の歴史が形成されてきました。下北山村歴史民俗資料館ではそのような村の歴史を探訪することができます。また、修験道の行者であり下北山村で荒行に挑んだ実利行者(じつかがぎょうじゃ、1843-1884)の遺品も展示されています。

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東吉野村

東吉野村民俗資料館

小学校の旧校舎を利用した建物に、東吉野村ゆかりの民俗資料が展示されています。展示品は、「風土と歴史」「山の仕事」「まつり」「昔の暮らし」に関する物など、500点以上に及びます。東吉野村在住の坪井貞幸氏(1911-1990)が、地元の人々の協力を得て収集しました。氏の遺志を継いで、東吉野村の風土が育んできた祖先からの風俗習慣や生活様式を後世の人々に伝えています。

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