2月4日(火曜日)、大和郡山市立郡山北小学校において第5回学校運営協議会が行われました。
開会に先立って、6年生の児童が1年間郡山北小学校のために尽力してくださった功績を称え、学校運営協議会委員一人一人に感謝状を手渡しました。児童たちは事前に感謝状に書かれた内容を上手に読もうと練習を重ねてきたとのことで、大きくハキハキとした声でそれぞれの委員に感謝を伝えました。委員からは「こちらこそありがとう。」「このように感謝状を頂いたのは初めてで、とても嬉しい。」等の言葉が聞かれ、お互いに笑顔がこぼれました。
学校長から令和6年度の学校評価アンケートをもとに、学校運営の総括について話され、「スマートフォン、タブレット等の長時間の使用により、睡眠が十分にとれていない児童がいること」、「大和郡山市を愛する子どもたちを育てること」についてなど、それぞれの議題について活発な熟議が行われました。
スマートフォン・タブレット等の長時間の使用については、「学校でのネットリテラシーなどに触れながらの指導だけでなく、多方面からの啓発活動が必要ではないか。」「スクリーンタイムの活用をしてはどうか。」等の意見交換がされました。
そして、地域学習については現在取り組まれている活動を継続させつつ、「郡山城領主の豊臣秀長にまつわる学習を深めていきたいこと」、「その学習にどのように地域人材・地域資源を取り入れることができるか」等の様々なアイデアが提案されました。
さらに、今年度の地域学校協働活動について振り返りが行われました。昨年度と比べ、かなり多くの活動が実施され、地域学校協働本部のボランティアだけでなく、委員も当事者意識をもって活動に参加されました。特に1月に行われた「昔遊び」は、子どもたちの元気でにぎやかな声がたくさん聞かれ、参加したボランティアは手応えを感じ、その声を聞いて元気をもらったと話しておられたそうです。2月下旬に実施予定の校外清掃活動は子どもたちの「やりたい」という想いを受け、地域学校協働活動につながっています。
ある委員は「子どもたちや学校の『こんなことをしたい』という想いを叶えるには、地域の繋がりをもつこと、繋がりを強めることが大切だと感じている。」と語られ、学校長は「子どもたちの成長は地域のみなさんの協力があってこそだと実感している。」と話していました。