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今週の概要

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❖定点把握感染症報告状況(定点当たりの患者報告数の上位5疾患)❖

◆平成28年32週◆

順位

疾患名

奈良県

定点当たり

(前週)

1

感染性胃腸炎

3.29

(2.97)

2

流行性耳下腺炎

1.56

(2.03)

3

A群溶連菌咽頭炎

1.32

(0.68)

4

ヘルパンギーナ

1.06

(1.71)

5

突発性発しん

0.68

(0.44)



発生状況:

 

大流行

 

流行

 

やや流行

 

少し流行

 

散発

(疾患毎に、基準値を定めています。)

❖県内概況❖

流行性耳下腺炎(おたふく風邪、ムンプス)が例年の約3倍程度の多い状況が続いています。流行性耳下腺炎は、症状が現れる前から感染力があり、また感染力も強いため、広がりやすいとされています。唯一の予防方法はワクチン接種です。

また、マイコプラズマ肺炎の流行が続いています。昨年の今頃から増加し、一旦春には低下しましたが、5月頃から多い状況が続いています。マイコプラズマ肺炎は、3~4年に一度流行し、ちょうどオリンピックの開催時期と重なるため、「オリンピック病」とも呼ばれてきました。感染経路は、飛沫感染(咳、くしゃみなどから感染)や接触感染(病原体がついているものを触った手で鼻や目を触ることで感染など)で、特に患者との濃厚接触により感染するため、保育施設などの閉鎖施設内や家庭などで広がります。潜伏期間は2~3週間と長く、発熱や頭痛などから始まり、その3~5日後から乾いた咳が出始め、咳は徐々に強くなり、解熱後も長期間(3~4週間)続きます。抗菌薬で治療できますので、咳が続くときには医療機関を受診するようにしてください。

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