
詳しくは週報をご覧下さい
❖定点把握感染症報告状況(定点当たりの患者報告数の上位5疾患)❖
◆令和3年 第14週◆
順位 |
疾患名 |
奈良県 |
定点当たり |
(前週) |
1 |
感染性胃腸炎 |
3.35 |
(2.59) |
2 |
RSウイルス感染症 |
0.68 |
(0.18) |
3 |
咽頭結膜熱 |
0.38 |
(0.68) |
3 |
A群溶連菌咽頭炎 |
0.38 |
(0.47) |
5 |
突発性発しん |
0.29 |
(0.38) |
発生状況
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:
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大流行
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流行
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やや流行
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少し流行
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散発
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(疾患毎に、基準値を定めています。)
❖県内概況❖
RSウイルスの感染症の報告数が増加しています。RSウイルス感染症の感染経路は主に飛沫感染と接触感染ですので、新型コロナウイルス感染症対策と同様、こまめな手洗いや咳エチケットを心がけましょう。
第14週の新型コロナウイルス感染症の新規報告者数は575名と、前週の292名の約2倍になりました。第3波に引き続き、3月以降も家庭内感染が多くなっています。これまでの事例から、家族に風邪の症状がでた場合や、勤務先などで感染者がでた場合は、家族と生活を分離することで、家庭内での感染を抑える効果が確認されています。タオルや食器を家族と共有しないようにしましょう。近畿圏内で流行している変異株は英国株です。感染力が強いため、今まで以上に用心するようにしましょう。