第234号 H26/12/1

 

「E-夢 はっしん!」


しか 奈良県教育委員会メールマガジン しか

奈良県教育の日E-夢 はっしん!家族イラスト

平成26年12月1日(月)
≪ 第 234 号 ≫


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発行:奈良県教育委員会事務局企画管理室

 子どもたちの笑顔のために ~魅力ある学校給食を~

 
                              奈良県学校給食会
                               理事兼事務局長 浦辻 利宏

 
 公益財団法人奈良県学校給食会は、学校教育活動の一環として実施される学校給食に対して、学校給食用物資の安定供給及び学校給食の普及充実事業並びに食育の支援を行っている公益法人です。
  物資の供給については、国の食育推進基本計画が策定される3年前に地場産物活用事業を立ち上げ、奈良県産食材の活用を図ってきました。地場産物の供給は、消費者(学校等)と生産者、加工業者、流通業者が一体となって取り組まなければならない事業です。平成15年度に「柿」を供給するため西吉野地区の生産者と供給ルートや価格・数量について何回も協議を行うとともに、市町村教育委員会等に事業の内容を説明し、理解を得ながら供給を開始しました。
 平成20年度、21年度には文部科学省から「学校給食における新たな地場産物の活用方策等に関する調査研究」の指定を受け関係者が一体となって取組を進めた結果、現在では、米穀(奈良県産ヒノヒカリ1等)・米粉・大豆・大和茶・いちご・ブルーベリー・うめ・たまねぎ・大根・黒大豆の枝豆等、奈良県産食材を使用した商品を学校にお届けしています。昨年度からは大和の伝統野菜の「大和まな」と「片平あかね」の加工品の供給も開始し、奈良県産食材を使用した商品は32品目にのぼっています。
 以前、理事長(奈良県教育委員会教育長)と共に小学校を訪問し、児童と一緒に給食をいただいたとき、食材について得意げに話しながら、笑顔で完食する子どもたちに接しました。「安全で美味しい食材を供給できるよう頑張ろう。」と心新たにし、その時の様子は今も鮮明に蘇ってきます。
  また、普及充実事業や食育支援事業では、市町村教育委員会・学校・栄養教諭及び学校栄養職員・調理従事員等の関係者を対象に研修会等を実施し、その内容は食育や衛生管理、アレルギー対応、栄養指導、調理実習など多岐にわたっています。自ら学ぶことによってそれぞれの専門性を高めようと多くの関係者に参加いただいています。毎年、1月24日から30日までの一週間は全国学校給食週間と定められていて、それぞれの市町村が創意工夫した献立を子どもたちは楽しみにしています。
  今後とも、「子どもたちの笑顔のために」関係機関や関係団体と協力し、魅力ある学校給食の実施を支援してまいります。

 
  

【 教育委員会の動き 】 目次に戻る

【1】平成26年度の奈良県教育委員会選奨について

 

<企画管理室>
 

 奈良県教育委員会選奨は、昭和24年度に創設され、今回で66回目を迎える栄えある表彰制度です。学校教育分野、社会教育、保健体育、文化財保護などの分野において、長年にわたり尽力され、優れた業績を残された方々や団体を表彰しています。今年度は、下記の15名(男13名、女2名)の方々が受賞されました。

<氏名(年齢)>      <所属>             <主な功績>

田中 三彦(59)  宇陀市立室生東小学校長         生徒指導

小西 友吉(60)  香芝市立旭ケ丘小学校長         保健体育

西岡 由郎(60)  広陵町立真美ヶ丘第一小学校長      学校経営

長浜 博己(60)  奈良市立三笠中学校長          生徒指導

梅谷 一夫(59)  橿原市立白橿中学校長          学校教育推進

車谷 泰宏(60)  高取町立高取中学校長          教科等指導、学校経営

松浦 教雄(60)  上牧町立上牧中学校長          人権教育

清原 正泰(60)  河合町立河合第一中学校長        保健体育、生徒指導

松本 喬 (60)  県立奈良朱雀高等学校長         保健体育、学校経営

木田 一芳(59)  県立磯城野高等学校長          学校経営

井岡 陽子(59)  県立橿原高等学校長           保健体育、学校経営

山本 雅章(59)  県立吉野高等学校長           生徒指導

住本 友成(59)  県立高等養護学校長           特別支援教育、学校経営

小西 榮子(77)  奈良県社会教育委員連絡協議会副会長   社会教育

井岡 康時(60)  県立同和問題関係史料センター所長    人権教育       
 
                (年齢は平成26年11月25日現在のものです。)
 
 授与式は、11月25日(火)に「春日野荘」(奈良市法蓮町)において、来賓に前田副知事を迎え開催しました。
     


           ※お問い合わせ先
            企画管理室 秘書人事係
                                      TEL 0742-27-9816


【2】第5回奈良県地域教育力サミットの開催について

 

<企画管理室・地域振興部教育振興課>

 平成26年11月27日(木)、春日野荘において、第5回奈良県地域教育力サミットを開催しました。
 このサミットでは、知事を議長に行政、経済界、公私の教育関係者が一堂に会し、学校、家庭、地域が連携して地域の教育力の向上を図るため、このことをテーマに議論するとともに、本県の今日的な教育課題等に関する意見交換も行っています。
 平成23年8月に開催された第1回から数えて5回目を迎えた今回は、サミットに設置された各部会の検討状況の報告及び就学前教育についての協議等を行いました。


           ※お問い合わせ先
            企画管理室 企画法令係
                                      TEL 0742-27-9830


【3】平成26年度教育者表彰について

 

<教職員課>
 

 教育者表彰は、学校教育の振興に関し、特に功績顕著な教育者の功労をたたえるという趣旨で行われている文部科学大臣表彰です。昭和34年から毎年実施されており、今年は県内から次の4名の方々が表彰されました。
(年齢は平成26年11月28日現在)

○奈良県立畝傍高等学校   福田 裕光 (ふくだ ひろみつ)校長
                              (59歳 宇陀市在住)
 奈良県高等学校長協会会長、全国高等学校長協会常務理事として活躍し、県内外において高等学校教育の充実と発展に寄与されています。
 

○奈良県奈良市立春日中学校 奥田 晃 (おくだ あきら)校長
                              (60歳 奈良市在住)
 奈良県中学校長会会長として活躍し、本県中学校教育の牽引者として、中学校教育の一層の発展に顕著な成果を上げておられます。

○奈良県葛城市立新庄小学校 杉澤 茂二 (すぎさわ しげじ)校長
                              (59歳 五條市在住)
    奈良県小学校長会会長、奈良県算数・数学教育研究会会長として指導力を発揮し、奈良県教育の発展、組織の強化等に寄与されています。

○天理高等学校       飯降 成彦(いぶり しげひこ)校長
                              (67歳 奈良市在住)
    奈良県私立学校審議会委員、奈良県高等学校体育連盟副会長、奈良県体育協会理事等を務め、奈良県の教育振興に寄与しておられます。


 
           ※お問い合わせ先
            教職員課 定数管理係

                                      TEL 0742-27-9805


【4】第23回奈良県産業教育フェアの開催について

 
<学校教育課>

 平成26年11月8日(土)、イオンモール橿原において、高校生等による産業教育に関する成果等の総合的な発表の場である「奈良県産業教育フェア」を開催しました。
 この産業教育フェアを開催することにより、職業に関する学科に学ぶ生徒の励みとし、高等学校における産業教育のより一層の活性化を図るとともに、小・中学生の進路選択にも役立てていただきたいと考えています。特別支援学校の生徒が社会参画に向け、交流の一環として参加しました。


            ※お問い合わせ先
            学校教育課 高校教育係

                                      TEL 0742-27-9853


【5】平成26年度「奈良県文化財保護功労者」への感謝状贈呈について

 
<文化財保存課>

 文化財保護功労者に対する感謝状の贈呈については、日頃から奉仕的に文化財保護に格別のご尽力をいただいている個人または団体に対し、その功に報いるとともに、広く文化財の保護思想の高揚を図ることを趣旨として、昭和48年度より実施しています。
 本県は独自に、平成21年より毎年11月3日を「奈良県文化財の日」とし、文化財保護に向けた行事をおこなっています。また、全国的な取組である文化財保護強調週間(11月1日~7日)も展開されています。
  この「奈良県文化財の日」関連記念行事として、文化財保護に取り組んでいる個人等に感謝状を贈呈し、その功労に報いるとともに文化財保護思想の高揚を図りたいと考えています。
 本年度は、平成26年11月10日(月)に、次のとおり、個人1名及び1団体への感謝状の贈呈式を行いました。なお、平成25年度までに、個人160名と43団体に感謝状を贈呈しています。

<贈呈者>
○個人:西村 康弘(にしむら やすひろ)  生駒市在住、76歳

 現・県文化財保護指導委員(生駒地区)。平成16年4月に委員に就任し、10年以上にわたり生駒市域の文化財を巡視する保護、防犯等の活動に従事。
 生駒市文化財愛護団体の生駒民俗会会員(同会の講師も務める)。
  長年、文化財保護と普及に尽力されてきた。

○団体:武蔵踊保存会(むさしおどりほぞんかい)
 会長:平瀬肇万(ひらせ ただかず)
 事務所所在地:十津川村大字武蔵

 「十津川の大踊」の保持団体の一つであり、文化財指定に先立つ昭和40年に結成された。
  ※十津川の大踊:昭和49年 国 記録選択
          平成元年 国 重要無形民俗文化財
 県内外へのステージ出演の多い団体としても知られ、その普及活動を通し、十津川村、奈良県のPRに貢献。
 また、北海道新十津川町民への盆踊りの講習など、積極的な県外への伝承活動にも努める。


            ※お問い合わせ先
            文化財保存課 総務企画係

                                      TEL 0742-27-9864


【6】平成26年度学校給食に関する文部科学大臣表彰について

 
<保健体育課>

 平成26年11月20日(木)、山口県の山口市民会館で開催された「第65回全国学校給食研究協議大会」において、学校給食に関する文部科学大臣による表彰式が行われました。
 これは、
学校給食の普及とその充実を図るため、学校給食の実施に関し、優秀な成果をあげた学校・共同調理場、功績のあった個人及び団体を文部科学大臣が表彰するというものです。
 奈良県からは次の学校及び個人が表彰されました。

<学校の部>
吉野町立吉野小学校 校長 山本 聡(やまもと さとし)
 
 吉野町食育推進委員会に参画し、地域生産者グループによる農作物を学校給食の献立に積極的に活用するなど、地域の食材・食文化・産業の理解を深め、地域・家庭と共に学校給食を中心に食育の推進に貢献してきたことによる。

<個人の部> 
栄養教諭  白井 京子(しらい きょうこ)   奈良県立奈良東養護学校

 長年、学校給食を通して児童生徒の健康教育に積極的に関わってきた。特に、学校給食施設の衛生管理に取り組み、安全な学校給食の推進について県内外に発信した。
 また、平成21年度から特別支援学校における魅力ある学校給食の提供に尽力し、食事内容の充実に努めるとともに家庭との連携に力を注ぎ、栄養教諭としての専門性を発揮した。県内の栄養教諭・学校栄養職員のまとめ役として、リーダー的役割を果たし、学校栄養士の資質向上に貢献してきたことによる。


            ※お問い合わせ先
            保健体育課 健康・安全教育係

                                      TEL 0742-27-9860


【7】第61回日本学生・生徒・児童書道展覧会(日本学書展)開催について

 
<学校教育課>

 平成26年11月20日(木)~11月23日(日)、奈良市美術館において、第61回日本学生・生徒・児童書道展覧会(日本学書展)を開催し、最終日に表彰式を行いました。
 本展覧会は、奈良県、奈良市及び両教育委員会が主催する、全国で唯一の地方公共団体が実施する全国公募の書道展覧会です。
 昨年度の出品者数は9,767点であり、3日間の観客者数は約3,200名でした。最終日に行う表彰式には約150名が集い、約60名の受賞者を表彰するとともに、文部科学大臣賞を受賞した小学校児童2名、中・高等学校の生徒や大学生の計5名が受賞作品をその場で揮毫する席上揮毫会を行い、その腕前を披露していただきました。


            ※お問い合わせ先
            学校教育課 高校教育係

                                      TEL 0742-27-9853


【8】平成26年度優良PTA文部科学大臣表彰について

 
<人権・地域教育課>

 平成26年11月19日(水)、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)において、平成26年度優良PTA文部科学大臣表彰式が行われました。
 文部科学省では、PTAの健全な育成と発展に資することを目的として、毎年、PTA活動に優秀な実績を挙げている優良PTAの文部科学大臣表彰を行っています。
 本年度、本県からは、次の団体が表彰されました。

<被表彰団体>
○生駒市立緑ヶ丘中学校育友会
 誰もが育友会活動に参画・運営できるようマニュアルを作成するなど、活動の充実につながる細やかな工夫や配慮を行いました。
 また、学習支援や部活動の支援等、学校運営を積極的にサポートするとともに、生徒の教育課題や育友会活動の情報を広報誌で紹介し、地域ぐるみで子どもを守り育てる取組を推進しました。

○奈良県立高等養護学校PTA
 生徒の社会参加を支援する「さぽーと」を組織したり、保護者の悩みを共有し解決するための研修会「リフレッシュタイム和」を開催する等、生徒や保護者の課題の解決に向けた取組を推進しました。
 また、これらの活動を広報誌「翔(はばたき)」「サポート通信」等で発信するなど、広報活動を活発に行いました。


            ※お問い合わせ先
            人権・地域教育課 地域教育係

                                      TEL 0742-27-9837


 

 奈良県で唯一、文部科学省の「スーパー食育スクール」の指定を受け、「食育」に先進的に取り組まれている大和郡山市立治道小学校の様子を紹介します。

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                    「食と健康」
           ~心と体の健康は充実した食から~

                                                         大和郡山市立治道小学校
                                  校長 堀江 道夫

 

 本年度治道小学校では、文部科学省の「スーパー食育スクール」(SSS)事業の指定を受け、「食と健康」~心と体の健康は充実した食から~をテーマに食育の充実に取り組んでいます。
 1学期には、学校給食に使用する野菜を作っておられる丸なす生産者の方と地元治道トマト生産者の方に来ていただきました。野菜を作る際の工夫や苦労・思い等についての話を聞き、給食を食べながら交流しました。
 夏休みには親子料理教室を開催し、丸なすと治道トマトを使った「簡単朝ごはん」と「おやつ」作りをしました。参加者は、「丸なすと治道トマトでこのような料理を作ることができるんだ。」と感心していました。また学校保健・食育推進委員会にも保護者に参加していただき、子どもたちの体の様子や2学期から実施する「活動量計を使用して食事と運動のバランスを知る」ことについての研修を行いました。
 2学期には、スポーツ選手(奈良クラブの皆さん)を招き、運動の素晴らしさを体感する機会をもちました。(下記に活動例)そして、10月にはこの事業の中心となる活動量計を使用し始めました。活動量計の数値や「給食カルテ」、そしてスポーツテストの結果等から「食事と運動のバランスの大切さ」を実感してくれたらと考えています。
 また、全学年で「ラッテたかまつ」に行き、乳搾りやアイスクリーム作り等の体験を通して「命の学習」を行いました。そして、年間を通して栄養教諭による「食」に関する指導や調理実習、養護教諭による保健指導、さらには、野菜作り等の栽培活動も行っています。
 これからは、和食の料理人を招き和食の素晴らしさについての話を聞き、和食の作り方を教わる体験や、本事業の成果を市内の学校に発信する公開授業も予定しています。

 

<活動例>
10月24日(金) スポーツ選手との交流について【奈良クラブの皆さん】
 ・各教室で選手の話を聞く。(「食」の大切さについて等)
 ・一緒に給食の準備をし、給食を食べながら歓談する。
 ・休み時間にサッカーでふれあう。
 ・5・6年児童対象にサッカー指導をしてもらう。


選手と一緒に給食写真
 選手と一緒に給食 
昼休みサッカー写真
   昼休み 全校児童とサッカー
サッカー教室写真
    5・6年 サッカー教室 

       
 

 

 県立平城高等学校、教育コースの生徒の皆さんは、将来、学校の先生になることを目指し、日々熱心に勉強に励んでいます。教育コースの各学年の生徒たちが「夢」を語ってくれました。

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                                県立平城高等学校 
                                 教育コース1年 大東 美鈴

 
 私の将来の夢は、小学校の先生になることです。私は小中一貫校に通い、毎日のように小学生や先生方とふれ合う時間があり、その影響で先生になりたいと思い、平城高校教育コースに進学しました。
 「教育入門」という授業で、5月に初めて小学校を訪問しました。昼休みに子どもたちと遊んだり、施設や授業を見学したりしました。また、校長先生の話を聞くことにより、小学校の「今」を知ることができました。自分の小学校よりも規模が大きかったので、大勢の子どもの相手をする先生の大変さを改めて知りました。
 さらに、9月の運動会補助では、先生方の仕事を学ぶことができ、また、子どもたちと上手にコミュニケーションを図れるように頑張りました。全校リレーでは、学年を越えてバトンをつなぎながら、一所懸命に走る姿を見て、逆に子どもたちからたくさんのパワーをもらいました。私は、何事においても、子どもたちが笑顔で頑張れるように指導ができる小学校の先生になりたいという思いを強くもちました。

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                                県立平城高等学校
                                 教育コース2年 水野 颯人

 私が学んでいる平城高校教育コースは、ほとんど全員が教員を目指して一般教科とともに、教育という教科を学習しています。その科目には、1年の「教育入門」、2年の「教育体験」、3年の「教育創造」があります。いずれの科目においても、様々な取組の導入や振り返りで、高大連携の一環として大学の先生の授業があります。
 今年は、絵本ギャラリーに参加する準備として、「絵本の読み聞かせ」の授業を受けました。小学校の生活における絵本の役割や集団での絵本の読み聞かせの基本を学びました。絵本の持ち方やめくり方にコツがあることも、その時まで知らなかったことです。絵本ギャラリーでは、絵本劇と子どもたちと取り組む工作の企画に挑戦しました。子どもたちにとって、どうしたら分かりやすくなるのか、興味をもってくれるかを絶えず考えながら準備を進めました。そんな工夫を行うことで、本番では絵本の読み聞かせを含め、子どもたちに十分楽しんでもらうことができました。
 もうすぐ小学校インターンシップが始まります。これまでの教育の授業で身に付けた力を十二分に発揮するとともに、授業の教え方だけではなく、子どもたちと接する先生方の様子をしっかりと観察し、また、子どもたちとも交流を深めたいと思います。このインターンシップを、僕の教職への道につながる貴重な3日間にしたいと思います。
 

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                                 県立平城高等学校
                                 教育コース3年 上田 瑞紀

 私が3年間、平城高校の教育コースで学んだ中で、特に思い出深いのは、小学校インターンシップと教育研究レポートです。
 小学校インターンシップでは、1年生を担当しました。「先生」と言って、子どもたちが寄って来てくれ、とても新鮮でした。しかし、みんな元気いっぱいで、こちらに注目させるのに一苦労でした。そんな子どもたちから、サプライズ!手紙や「はじめの1歩」という歌をプレゼントされ、子どもたちも私も感激して泣いてしまいました。インターンシップは、私にとっては、夢の教師への第一歩となりました。
 また、教育研究レポートでは、保健室について研究を行いました。奈良教育大学の先生に的確なアドバイスをいただいたり、連携小学校の養護の先生にもお世話になったりして、大変でしたが、有意義な研究ができました。奈良教育大学で行った発表会では、みんなに内容を伝えたいという気持ちで、これまで身に付けたプレゼンテーション能力を精一杯、生かすことができました。この研究を通して、大きな自信と達成感が得られました。
 私にとって、大学や教員採用試験に合格することはゴールではありません。教師にとっては、毎日がゴールのないスタートだと思います。私は小学校の教師になってからも、子どもたちと共に学び、自分自身も成長していきたいと思っています。日々スタートをし続けるために。


1年写真
   <1年 小学校訪問(授業参観)> 
2年写真
   <2年 絵本ギャラリー(絵本劇)> 

2年インターンシップ写真
   <2年 小学校インターンシップ> 
3年教育研究発表会写真 
  <3年 教育研究発表会(奈良教育大学)>
 

  

【 奈良県の先生になろう 】 目次に戻る

 
 奈良県ディア・ティーチャー・プログラムの第4回ワークショップ「野外活動研修」が、平成26年11月16日(日)に県立野外活動センターで行われました。
 受講生の工藤彰優さんが、活動を振り返って報告します。
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                 野外活動研修を通して学んだこと
                                 
 11月16日(日)、奈良県立野外活動センターで野外活動研修が行われました。私は教員になって野外活動をするときのために、少しでも多くのことを学び、生かしたいと思い活動に臨みました。
 この研修では、受講生が三つのプログラムに分かれて、午前、午後の活動を行います。私は最初に、「リスクマネジメントと森林教育」のプログラムに参加しました。その中で、「森林の中で目を閉じると何が聞こえるか」という活動がありました。目を閉じて耳を澄ますと、鳥の鳴き声や水の音、葉が風に揺れる音などふだん聞こえない音が一斉に聞こえ出しました。そして、目を開けて空を見上げてみると、きれいな紅葉や澄みきった青空が視界一面に広がり、自然の美しさに感動を覚えました。同時に、この感動を子どもたちにも伝えたいという思いに駆られました。
 センターの職員の方は、「今の子どもたちは、自然をゆっくり感じる時間が少ない。子どもたちにゆっくりと自然を感じて楽しむ時間をつくってほしい。」と言われました。子どもたちに自然をゆっくりと味わわせる機会として、野外活動は大きな意義があると感じました
 二つ目に体験したのは、「森林の色探しと発表」のプログラムでした。21色の色が示されたシートとデジタルカメラを持って、センターの中を散策しながら様々な色を探して写真を撮り、見つけたことを工夫して発表するという内容でした。
 グループで散策していると、ふだん気付かない色に気付き、自然の中のたくさんの色に出会いました。グループでどんな発表をするかを考えながら、出会った色や風景をカメラに収めていきました。
 あっという間に1時間が過ぎ、発表の時間になりました。各班の発表を見ているとどれも凝った演出や工夫がなされており、教員を目指す仲間の発想力の豊かさに驚きました。
 このように本物の自然を観察し触れ合う中で、感動したり、この自然を守りたいという思いをもつことは、環境保護の精神を培うことにもつながるのではないかと思いました。
 今回の研修で、野外活動は子どもにとってかけがえのない経験になるものだと実感しました。自分の夢である教員になって、この研修で味わった感動をこれから出会う子どもたちに伝え、研修の学びを活用していきたいと強く思いました。

                                  第7期受講生 工藤 彰優

ディア写真1
    <リスクマネジメントのプログラム> 
ディア写真2
      <色さがしのグループ発表> 

 

【 すくすく給食!おすすめレシピ 】-その9- 目次に戻る

 
 奈良県内の各地域の産物や旬の食材を取り入れるなどの工夫を凝らした学校給食を紹介します。献立画像をクリックしていただくと、レシピを見ることができます。ご家庭でも、是非お試しください。
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  ★今月の献立★
 
*サフランライスの
  吉野葛あんかけ
*手羽元と白ねぎの
    さっぱり煮
*ひじきとしろ菜の
     さっと煮
*柿
*牛乳


   ★レシピ★
  画像をクリック→       
 
給食メニュー写真 

 
〔献立紹介〕

 サフランライスは、彩りよく炊飯したライスに吉野葛でとろみをつけたあんをかけています。手羽元と白ねぎのさっぱり煮は、手羽元を調味料で煮込みます。程よい酸味があり、口当たりがさっぱりしています。

 

【 お知らせ 】 目次に戻る 

平成27年度インターハイPRイベントを行いました

 
<保健体育課>

 平成27年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)開催に向けての、県と会場地市町村との協働による広報活動の一つとして、イオンモール大和郡山催事場で、インターハイPRイベントを実施しました。
 高校生活動「わっしょい倭」のリーダー会生徒が進行役を務め、高校生文化部員の友情出演によるミニコンサート、高校生運動部員による開催6競技の紹介、会場地6市町村のPR、リーダー会生徒によるアピール、というプログラムで、多くの買い物客でにぎわう中、午前、午後の2部構成で行いました。
 会場では、新しくできた競技種目別大会ポスターや会場地市町村PRポスターが披露され、「せんとくん」や会場地市町村のゆるキャラ、高等学校文化連盟のキャラクター「ブンタくん」「ナラちゃん」も応援に駆けつけてくれました。
 「わっしょい倭」の「元気発信 奈良から全国へ」のキャッチフレーズそのままに、大会開催への期待が高まる、さわやかで元気なイベントになりました。

<時刻>  <プログラム>  <担当>            <時刻>  <プログラム>  <担当>

 10:30  オープニング    郡山高等学校        13:00  オープニング   登美ケ丘高等学校
    (ミニコンサート) 合唱部                      (ミニコンサート)  吹奏楽部
 10:50   競技紹介   西の京高等学校         13:20       競技紹介            奈良育英高等学校
              フェンシング部                    柔道部
               会場地PR  桜井市                                                  会場地PR 天理市
 11:05    競技紹介        一条高等学校        13:35       競技紹介    郡山高等学校
              ソフトテニス部                    弓道部
               会場地PR 明日香村                                              会場地PR 吉野町
 11:20      競技紹介        生駒高等学校        13:50    競技紹介        奈良高等学校
              空手道部                        アーチェリー部
                会場地PR 宇陀市                                                会場地PR 橿原市
 11:35      リーダー会アピール             14:05     リーダー会アピール

総体写真1
  <オープニング(郡山高校 合唱部)>
総体写真2
 <オープニング(登美ケ丘高校 吹奏楽部)>  
総体写真3
 <競技紹介(西の京高校 フェンシング部)> 

総体写真4
    <競技紹介(生駒高校 空手道部)>  
総体写真5
      <会場地PR(桜井市)>  
総体写真6
     <わっしょい倭 リーダー会> 


         ※お問い合わせ先
           保健体育課 高校総体総務係  
           TEL 0744-34-0036  FAX 0744-33-8200


「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定

 
<県立教育研究所>
   

 奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(午後6時~午後7時)の中で、午後6時40分~45分頃に放送します。
   
 ○12月10日(水)  全国高等学校総合体育大会PRキャンペーン
              イオンモール大和郡山


 ○12月24日(水) 防災教育のススメ ~自らの命を守る~
              県庁・五條市立五條中学校


   ■過去の放送分は
こちらの Webページでご覧いただけます。

         ※お問い合わせ先

           県立教育研究所 教科教育部 調査情報係  
           TEL 0744-33-8907  FAX 0744-33-8909

 

 【 報道発表資料 】 10月31日~11月30日  目次に戻る


 2014年11月20日 家庭教育(12月、1月の月間目標)
 2014年11月17日 「地域と共にある学校づくり」の取組ニュースを更新しました。(御所実業高等学校・郡山高等学校・郡山北小学校・郡山中学校)
 2014年11月11日 全国高校総体高校生活動PRイベントを実施
 2014年11月07日 「地域と共にある学校づくり」の取組ニュースを更新しました。(高田高等学校・添上高等学校・櫟本小学校・広陵東小学校) 
 
2014年11月05日 平成26年度学校給食文部科学大臣表彰について
 2014年11月04日 チーム「きらら」(活動報告)『きららの森』~あそぼう!おどろう!たのしもう!~

 2014年10月31日 第61回日本学書展について
 2014年10月31日 平成26年度識字合同学習会(第13回ふれあい広場)を開催します。〔入場無料、申込み不要〕

【 お願い 】 目次に戻る

 
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