障害を知り、共に生きる
~ まず、知ることからはじめましょう ~
私たちは街中で赤ちゃんが泣いていても何の疑問も感じません。
泣くことは赤ちゃんの自然な姿であり、それが普通のことだからです。
障害のない方が不思議に思えることも、
障害のある方にとってはごく普通のことであり、特別なことではありません。
普段、私たちが眼鏡をかけたり、
お年寄りに少し大きな声でゆっくり話しかけたりするように
不自由さを補う道具や援助があれば
障害のある方にもできることはたくさんあります。
様々な障害の特性や、障害のある方への配慮を正しく理解することが
あたたかい地域社会を築き、
「一緒にくらす」ことへの第1歩になるのです。
あいサポート運動とは?
奈良県で平成25年8月から取り組んでいる運動で、障害の有無にかかわらず、誰もが暮らしやすい共生社会を実現するため、
1.障害の内容・特性
2.障害のある方が困っていること
3.配慮の仕方やちょっとした手助けの方法などを理解し、実践する
「あいサポーター」を養成し、県民運動としてひろげていくことにより、誰もが暮らしやすい共生社会の実現を目指すものです。
平成21年11月28日に鳥取県でスタートし、令和元年6月現在、9県7市で「あいサポート運動」が推進されています。
あいサポーターとは?
多様な障害の特性や障害のある方が困っていること、必要な配慮などを理解し、障害のある方にちょっとした手助けをする意欲がある方で、「あいサポーター研修」を受講した人のことです。
あいサポーターになるためには?
「あいサポーター研修」を受講ください。
あいサポーター研修とは
地域や職場などで行われる研修会等において、主催者の希望に応じて、あいサポーター研修を実施します。「あいサポート運動の話を聞きたい」、「地域や職場の研修であいサポート運動をとりあげてみよう」と思われる方は、講師を派遣しますので、県障害福祉課あてにお申し込みください。
また、参加していただける研修がある場合は下記にてお知らせします。
○研修開催日時
月曜日~金曜日(土・日・祝日・年末年始を除く)
9時00分~17時00分(終了時間)
○研修内容(約90分)
(1)まほろば「あいサポート運動」の目的や趣旨を説明(30分)
(2)多様な障害の特性などを理解するためのDVD視聴(50分)
(3)日常生活で使う簡単な手話講座(10分)
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体験型あいサポーター研修
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