糖尿病対策

 糖尿病とは尿に糖が出ることから名付けられた病名ですが、これは血液中のブドウ糖が増えすぎて尿の中に糖が溢れてきた状態です。実際は血液中のブドウ糖の量(血糖値)をもとに診断します。
 典型的な症状として口渇、多飲、多尿、体重減少などがあげられますが、ほとんど無症状という場合も多くみられます。そのため健康診断などの機会に発見し治療を開始するべき疾患だと言えます。


糖尿病の種類

1型糖尿病  1型(インスリン依存型)糖尿病は、主に幼児から15才以下の小児期に、比較的急激に発症することが多く、かつては「若年型糖尿病」とも呼ばれていました。
 このタイプの糖尿病の治療には、食事療法・運動療法のほか、インスリンの注射が必要になります。
 膵臓β細胞が、なんらかの原因で破壊された結果、インスリンを分泌できなくなり、高血糖として発症します。
2型糖尿病  2型(インスリン非依存型)糖尿病は、インスリンの分泌量が低下しているか、インスリンの血糖を下げる作用が弱くなって発症するもので、遺伝要因のほかに、エネルギーの過剰摂取や栄養の偏った生活、運動不足、ストレスが大きくかかわっています。
 その治療にかならずしもインスリンを必要としないもので、日本人の糖尿病の90%を閉めています。
 このタイプは40才以降に発症することが多いのですが、肥満児の増加と共に10代から発症するケースも増えています。
妊娠糖尿病  胎盤からは、妊娠を順調に進めるためのホルモンが分泌されています。これらのホルモンには、インスリンの作用を弱める働きがあり、同時に胎盤そのものもインスリンを壊す酵素をつくっています。
 ですから、妊娠中は頼多くのインスリンが必要となります。
 必要な量のインスリンが分泌されないと、妊娠をきっかけに糖尿病が発症することがあります。
その他 その他の特定の機序、疾患によるもの。
 ・遺伝因子として遺伝子異常が同定されたもの
 ・他の疾患、条件に伴うもの



 生活習慣病といわれている糖尿病!


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  糖尿病の予防のためには運動も非常に効果的です。
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糖尿病に関する情報


 ・厚生労働省 糖尿病ホームページ

 上記ホームページでは、肥満度のチェックや血糖値の正常値の確認などができます。