古事記めぐり旅

 

賣太(めた)神社
古事記の立役者
希代の語り部が鎮座する古社

  賣太神社
  所 大和郡山市稗田町319
  ☎・FAX 0743-52-4669

 国の始まりを記した、日本で現存最古の書物『古事記』。その誕生は”希代の語り部“稗田阿礼(ひえだのあれ)なくしては語れません。天武天皇の舎人(とねり)(腹心の部下)であった稗田阿礼は、「一度見たもの、聞いたことは忘れない」天才的な記憶力の持ち主であったと言われています。28歳の時に天武天皇の勅命(ちょくめい)を受け、各地に伝わる神話や伝承、歴史を記した『帝記』や『旧辞』などを暗記。30数年を経た元明天皇の時代にそれを太安万侶(おおのやすまろ)に口伝えし、『古事記』を編纂(へんさん)、完成させました。
 この稗田阿礼を主祭神に祀(まつ)るのが賣太(めた)神社で、「学問の神様」「お話の神様」として広く信仰を集めています。ともに祀られるのは、『古事記』の有名エピソードにも登場する二神。天の神が地上に降りた「天孫降臨」の際、天と地の境目で神々を出迎えた”道案内の神“猿田彦命(さるたひこのみこと)と、その妻でもあり「天岩戸」(あまのいわと)に隠れた天照大御神(あまてらすおおみかみ)を見事な踊りで招き出したとされる”芸能の女神“天宇受賣命(あめのうずめのみこと)です。社(やしろ)の地は代々、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)を始祖とする猿女君(さるめのきみ)の一族、稗田氏の居住地であったと伝わります。
 ところは室町時代から続く大和の代表的な環濠(かんごう)集落の内。濠(ほり)を渡れば『古事記』ゆかりの古社が、いにしえの歴史とともにたたずみます。

 



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