大和高原地域で栽培されるゴボウは「宇陀金ゴボウ」としてその独特の香りと肉質が高く評価されています。
この宇陀ゴボウの栽培期間の延長をはかるため、春ゴボウの促成栽培技術を開発しました。また、産地で問題になっている連作障害の原因解明とその対策技術を確立しました。

<春ゴボウのべたがけ栽培>
1.「山田早生」を10月初旬に播種する(これより早いと抽台する)。
2.間引き後、不織布(ビニルは不可)で10月末から3月上旬までべたがけ被覆をする。
3.これによりトンネル栽培と同等の促成効果があり、露地栽培より約1ヶ月早く収穫できる。

<宇陀金ゴボウの連作障害の原因解明と対策>
1.原因は黒あざ病とネグサレセンチュウ類による黒斑症状(併発することが多い)
2.ネグサレセンチュウ類は前作にアフリカンマリーゴールドを作付することで防除できる。
3.薬剤防除として、クロルピクリンまたはキルパーを処理する。

べたがけ栽培(手前)とトンネル栽培(奥)

黒あざ病(上)とネグサレセンチュウ類(下)の被害

左からクロルピクリン、キルパー、対照、マリーゴールド



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