人権教育における部落問題学習

 人権教育における部落問題学習とは、単に部落問題(同和問題)についての知識を身に付けることを目的とした学習活動ではありません。部落差別の現状や歴史について学ぶことや、その解決に向けた取組について考える学習過程の中で、部落問題を解決しようとする意識・意欲・態度や実践行動力の育成を目指すものです。それは、同時に人権に関する知的理解の深化や人権感覚の高揚を図り、自分の人権を守り、他者の人権を守ろうとする確かな人権意識と実践行動力をもつ人間の育成を目指すものでもあります。
 ここでは、部落問題学習を展開するにあたって基礎となる考え方や視点及び「部落史の見直し」の概要等について紹介します。

人権教育における部落問題学習の推進上の課題(「人権教育の手びき第57集」より)
「部落史の見直し」と人権教育(「人権教育の手びき第57集」より)
講演録「部落史の見直し」が問いかけるもの(「人権教育の手びき第57集」より)
「部落史の見直し」と人権教育(「人権教育の手びき第49集」より)  
部落問題とは (「なかまとともに高等学校」より)
部落問題の歴史から考える -人はなぜ差別をするのか-(「なかまとともに中学校」より)

県立同和問題関係史料センターについて史料センター建物

 このセンターは、同和問題に関する史料の保存及び調査研究を行い、同和問題の解決に資することを目的としています。              
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