奥大和地域において
「コミュニティナース・プロジェクト」を始動します!
奥大和地域においては、高齢化及び人口の流出により近隣住民の交流機会が減少し、地域の活力が失われつつあります。また、看護師・保健師の不足も重なり、地域住民の健康管理を十分に行うことができない地域も多くあります。
こうした課題の解決に向け、地域に根ざした健康づくりを推進するための新たな仕組みづくりを目的とした「コミュニティナース・プロジェクト」を始動します。
1.コミュニティナースとは
地域に住み、そこで地域おこし活動を行う医療知識を備えた人材をコミュニティナースと呼び、その者が地域内の祭、イベントや寄合等に主体的に参画することで地域活性化に向けた地域づくりを推進します。こうした地域活動により築いた人間関係や地域への理解のもと、地域の方々に寄り添い見守りながら健康づくりへの後押しを行います。
※コミュニティナースについての詳細は【別紙】(pdf 125KB)をご覧下さい。
2.コミュニティナース・プロジェクトとは
本プロジェクトのスタートとして、本年4月から県が採用した奥大和仕事づくり推進隊[i]が、奥大和地域に住み、活動を開始しています。そこで、地域の特性や課題などをリサーチし、どのような取組ができるかを検討し、今後、それらの検討結果をもとに奥大和地域の市町村にコミュニティナースを配置していきます。
そのため、県で採用する奥大和仕事づくり推進隊はこのリサーチ業務と並行し、今後奥大和地域の市町村で採用するコミュニティナースへの支援をすることができるリーダー的人材となるよう養成します。
[i] 総務省「地域おこし協力隊制度」を活用した、奥大和での仕事づくりに取り組む人材の採用制度。