大福寺 だいふくじ
記入年月日 2016/12/15
- 所在地
- 奈良県北葛城郡広陵町大字的場80
- 区分
- 建造物 | 宗教建築
- 指定内容
- 県指定有形文化財
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- 歴史文化資源の概要
- 聖徳太子の建立と伝えられ、東大福寺、西大福寺が存在しました。天河弁財天社から勧請した弁財天の信仰と、中世大和土豪箸尾氏の帰依により、鎌倉、室町、戦国時代には隆盛を誇ったとみられます。江戸時代を通じても徳川歴代将軍の護持を受けて朱印状を多数拝受していますが、明治初年に東寺が廃され、現代はこの西寺だけが残ります。
十一面観音立像・難陀竜王像・雨宝童子像は昭和42年11月25日奈良県有形文化財(彫刻)指定。板絵著色両界曼荼羅図は昭和61年3月18日に奈良県有形文化財(絵画)指定。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 古刹であるが収入が無いため、周辺住民が組織した奉賛会が守っている。
- 他地域の関連する歴史文化資源
- 東大福寺跡、櫛玉比女命神社
- 問い合わせ先
- 広陵町 教育委員会事務局 文化財保存課
- 電話番号
- 0745-55-1001
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