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瓢箪山古墳 ひょうたんやまこふん

記入年月日 2017/09/29

瓢箪山古墳
瓢箪山古墳
所在地
三宅町大字伴堂
区分
遺跡 | 古墳
指定内容

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
磯城郡3町にかけて広がる三宅古墳群のうち、三宅町に存在する古墳の1つです。墳丘長約40m、後円部径約26m、周濠幅約6~12mの前方後円墳とみられ、墳丘斜面が垂直に近いことから大幅に削平されていることが考えられます。出土資料から6世紀前半に築造されたと考えられます。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
他の三宅古墳群を形成する古墳と共に、古墳時代中期以降の奈良盆地内における政治・支配体制を知る上でも重要な遺跡であり、聖徳太子ゆかりの「太子道」と並んで、太古のロマンを感じるスポットといえるからです。
「記紀・万葉集」との関連とその概要
「記紀」によると、垂仁・景行天皇期に直轄地である「倭屯倉」が設置されたと伝えられていますが、三宅町一帯はその「倭屯倉」の想定地であることから、何らかの関連性が指摘されています。
問い合わせ先
三宅町 政策推進課
電話番号
0745-44-2001

掲載されております歴史文化資源の情報は、その歴史文化資源が地域にとって大切であると考えておられる市町村、所有者、地域の方々により作成いただいたものです。
見解・学説等の相違については、ご了承ください。