ふるさと奈良への便り

　私たちは、奈良県橿原市で生まれ小学生まで、奈良県橿原市で育ちました。今も競技者として続けているバドミントンは、母が地元のジュニアチームでコーチをしていることもあり、奈良県在住の時に7歳から二人とも始めました。練習は小学生の頃から厳しく、地元の体育館での練習が終わった後も、家の前でトレーニングなどをしていました。スポーツに熱心な奈良の環境もあり、小学2年生から全国大会に出場し、私（礼華）は優勝、妹（沙也加）は準優勝という結果を残すことができました。私たちはここから、バドミントン一色の生活が始まりました。中学、高校、社会人は姉妹とも奈良を離れ、宮城県、富山県、大阪府、東京都と県外での活動になりましたが、苦しい時に両親はいつも帰れる故郷を用意してくれていました。二人は別のチームでこれまで結果を残してきましたが、今は同じチームに所属しています。社会人で同じチームに所属できたことも何かの縁。二人揃ってのオリンピック出場を目標に、また故郷、奈良に恩返しできるよう頑張りたいです。