【技術系 総合職(電気)】奈良県職員インタビュー紹介

電気 

所属 

総務部 知事公室 防災統括室

採用

総合職(電気) 平成22年度採用

担当業務と仕事のやりがい

地震・水害などの災害時に、被害情報を迅速かつ確実に収集し、避難情報などを住民に確実に伝達できるよう、光回線、衛星回線、衛星携帯回線で構成される奈良県防災行政通信ネットワークシステムを整備・運用しています。また、これらの設備を災害時でもスムーズに使用できるよう、平時から操作説明会や訓練等を行い、操作に慣れ親しんで貰う取り組みを行っています。市町村など、実際に使用されている場に行くことも多くあり、生の声を聴き、システムをちょっとずつでも改善していくことができたときにやりがいを感じます。

私は現在の業務に携わってからまだ日が浅いため、幸いなことに大きな災害に遭遇した経験はありませんが、住民の命・財産を守るため、いつでも確実に使えるシステム運用を目指しています。

「電気職」の魅力

業務には、技術よりの仕事も事務よりの仕事もあります。また、電気系から情報系まで様々な仕事に携わります。さらに、機械や化学・土木など他職種の仕事に関わることもあります。こうした幅広い業務に携われることが魅力だと感じます。

また、関わる施設の舞台裏を見ることができる楽しさもあります。

奈良県職員としての経歴

平成22年 管財課 主事

平成25年 文化会館 主任主事(県立美術館兼務)

平成29年 水道局業務課 主任主事

平成30年 水道局業務課 主査

令和  3年 防災統括室 主査

印象に残っている仕事

水道局で担当した、国道建設に伴う県水道管移設の補償業務、中央監視装置設置時の補助金業務が特に印象に残っています。どちらも、水道局で行う工事に対して国等から補償金・補助金を出して貰うための業務で、参考にできる前例がほとんど無く、周囲と協力しながら手探りで進めた業務でした。

要望先との協議や局内での調整を重ね、補償金・補助金が出ると決まり、その後、工事が完了し補償金・補助金が支払われたときは、安堵感で体中の力が抜けてしまったのを覚えています。

こういった経験を経て、終わりが見えない仕事でも、できる大きさに仕事を分解して、スケジュールを睨みながら一歩ずつでも進めていけば必ずやりきることができる、という自信が持てるようになりました。

現在進行中の業務でも、スケジュールがタイトで非常に仕事量が多い案件がありますが、上司・同僚と協力しながら、業務を細かく区切って一つずつ確実に進めています。

仕事で身についたスキル

業務を進めるにあたって、根拠となる法令などを読む機会が多いため、難解な文章でもスラスラ読めるようになりました。普段でも賃貸契約や大きな買い物をするときに、約款などを簡単に読むことができ、便利です。

また、3年程度で部署異動があり、環境がガラッと変わる機会が多いことから、環境変化に強くなり、適応力がつきました。

奈良県職員ここがオススメ!

海外旅行が趣味で、ここ2年は感染症の影響で出かけられていませんが、年2回程度は海外に行っています。担当業務が滞らないようできる限り業務を整理してから旅立ちますが、休暇中は少なからず周囲にフォローして貰うことになります。迷惑をかけるにも関わらず、いつも快く送り出して貰えるので、すごく“人”に恵まれた職場だと感じています。

今後の目標・チャレンジしたいこと

今までやってきた業務や職種にとらわれず、幅広い仕事にチャレンジしたいと思っています。人生の長い時間を働いて過ごすので、働いている時間をより有意義な時間にできるよう、常に好奇心を持って、成長しながら働き続けたいと思います。

未来の後輩職員へメッセージ

就職先として、民間・国・都道府県・市町村、どこを選んでも、その場所なりの良さや、やりがい、しんどさがあると思います。業界研究をしっかりして奈良県で働きたいと選んだのならば、きっと充実した県庁ライフを過ごせるはず。一緒に頑張りましょう!


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