【資格職(薬剤師)】奈良県職員インタビュー紹介

薬剤師 

所属 

福祉医療部 医療政策局 薬務課

採用

資格職(薬剤師) 平成21年度採用

担当業務と仕事のやりがい

奈良県は、日本書紀にて、日本最初の薬猟(くすりがり)が行われていたとされ、古くから薬との関わりがあります。この奈良県において、医薬品等の製造会社の製造管理及び品質管理に関する調査・指導等を行っており、県の薬剤師という立場から、県民の皆さんの保健衛生の向上に関われることに、大きなやりがいを感じます。

「薬剤師職」の魅力

行政の薬剤師として、薬局、医薬品・医療機器等販売業者に対する許認可・指導、医薬品等の検査・研究、薬物乱用防止の啓発、献血の推進等、多岐に渡る業務があり、身につけた知識を活かして、大勢の方の健康を支えることにつながる仕事ができます。

奈良県職員としての経歴

平成21年 消費・生活安全課 技師、主任技師

平成25年 薬事研究センター 主任技師

平成26年 厚生労働省 出向

平成28年 消費・生活安全課 主査

平成30年 薬務課 主査

印象に残っている仕事

被災地派遣に行く機会があり、土砂崩壊や浸水により道路が寸断されていたことから、自衛隊のヘリコプターにて現地へ向い、生活用水が寸断されている地域へ、生活用水の運搬等の支援を行ったことがあります。被災地での業務は初めてでしたので、うまくいかないこともありましたが、地域の方にとても感謝していただいたことが印象に残っています。

また、新型感染症により医療機関等で医療物資が不足した際、医療物資の確保・配布等の支援を行いました。大量の医療物資を管理することなど、大変苦労しましたが、関係した方々の協力のおかげで、仕事をすすめることができました。

厚生労働省出向での経験

地方自治体では地域に密着した業務を行っていますが、国では大局的な視点に立ち、新たな制度設計や統一的なルールの制定などに取り組んでいました。新たな制度設計として、優れた医薬品等を安全・迅速・効率的に提供するための審査制度の創設に関わることができたことが印象に残っています。

奈良県職員ここがオススメ!

ゆかりの深い漢方について、現在奈良県では「漢方のメッカ推進プロジェクト」という取り組みを行っています。このプロジェクトでは、生薬(薬用作物)の生産拡大、漢方薬等の研究、製品開発支援、販売促進、認知度向上のための普及活動等に携わることができます。

今後の目標・チャレンジしたいこと

行政の薬剤師として、さまざまな仕事があり、携わったことのない業務もたくさんあります。機会があれば、食品事業者への許認可等、経験したことのない新たな業務にも挑戦し、取り組んでいきたいです。

未来の後輩職員へメッセージ

行政の薬剤師には、医薬品、食品、生活衛生など、さまざまな衛生関連業務があります。それぞれの業務を一人前にこなしていくには、多くの知識や経験が必要ですが、その分やりがいもあります。

いろんなことに挑戦したいという方は、ぜひ一緒に働きましょう。


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