【出産・育児に関する休暇制度】奈良県職員インタビュー紹介

育児休業等経験 

所属 

水循環・森林・景観環境部 フォレスターアカデミー

採用

総合職(行政) 平成20年度採用

担当業務

総務企画係に所属しており、アカデミーの庁舎管理や会計審査などの総務的な業務に従事しています。具体的な業務内容は、庁舎を清掃していただいている業者の方との調整や、アカデミーで購入した備品などの支出書類の審査、職員が使用する事務用品の調達など様々です。仕事の幅が広く、分からないことも多くありますが、日々勉強になります。

出産・育児に関する休暇等の取得状況

配偶者の出産に伴う休暇:3日

男性の育児参加のための休暇:2日

育児休業:6ヶ月

育児休業等の制度を利用した感想

子どもの成長はとても早く、育休をとっていなければ見ることが出来なかったであろう瞬間をリアルタイムで体感する事ができたのは非常に良かったです。初めて寝返りをした、初めてハイハイした、初めて返事をしてくれたなど、子どもの「初めて」にたくさん立ち会え、子どもの成長を身近に感じる事が出来ました。私自身は、余裕を持って子どもと接する時間が多くとれたため、泣き方で子どもの言わんとしている事も見当がつくようになりました。子どもと共に自分自身も親としての成長が出来たのではないかと思います。

また、子どもが生まれたことにより今まで見てきた家事、プラスαの家事がこんなにも多いのかという事に気付き、家事と育児の大変さを痛感しました。日々の生活は想像していた以上に大変ではありましたが、その分沢山の笑顔を貰い、喜びを感じることができたと思います。改めて妻に対する感謝の気持ちも湧いてきました。

育休中は時間があるように思われますが、慣れない事に日々追われ、やろうと思っていたことがついつい後回しになりがちなので、日程管理、時間管理はしておいた方がよかったかなと、感じました。

育児休業中の子育てに関するエピソード

家に居るよりも外が好きだったので、近くの堤防によく散歩に行きました。一緒に桜を見たり、新緑を見たり、空の雲を眺めたりしました。見慣れた景色でしたが、当初は表情さえも乏しかったのが、成長と共に、何かに反応して、指さしして「あー、あー」と話してくれて嬉しくなりました。

また、4ヶ月からベビースイミング教室に行かせていたのですが、当初はプールのある施設に到着すると同時に泣いていました。行く度に少しずつ慣れ、回数を重ねる毎に泣く回数も減り、7ヶ月頃には自分からプールに入るようになり、笑顔で楽しんでいた姿が印象に残っています。

家庭と仕事の両立について

仕事に復帰して3ヶ月弱のため、家庭と仕事の両立については、正直まだ模索中です。ただ、家に帰り子どもがニコッと笑いかけてくれる事が、何よりの癒やしであり、明日も頑張ろうという原動力になります。

復帰後は、なかなか早く帰る事が難しく、平日はあまり子育てに参加出来ていないのが実情です。共働きのため、妻へは多くの負担をかけているなと感じます。そのため、定時退庁日にはなるべく早く帰ったり、土日は率先して育児に関われるよう努力しています。

職場や周囲のサポート

直属の上司に「早く帰ったりや」と言われたり、所属長に「子ども大っきなった?」と聞いていだたくこともあり、気遣いがある職場に感謝しています。

また、私の場合は、実家が近くにあり、両親のサポートを受けやすい環境にあるため、そういった環境のありがたさや重要性を痛感しています。

これから育児休業等を取得する職員へのアドバイス

私も完璧に出来た訳ではないので、あまり偉そうなことは言えませんが、育児や家事という仕事は休む暇もなく次から次にやってくるといった感じでした。育児には良い面だけでなく、大変な面も多々あることは認識しておいた方が良いと思います。

また、私は育児休暇に入る前に、育児休業を取得したことがある同僚や先輩などに意見を聞きました。忌憚のない意見を聞くのはとても参考になると思いますので、積極的に情報収集することをお勧めします。

未来の後輩職員へメッセージ

皆様が奈良県庁に入庁され、いつか私自身の育休経験を踏まえたアドバイスができる日を楽しみにしています。


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