E-夢 はっしん! 奈良県教育委員会メールマガジン
目次 令和4年11月1日(火曜日) 第329号
◆山より大きな猪 奈良県教育委員会事務局 学ぶ力はぐくみ課長 熊谷啓子
◆第31回奈良県産業教育フェアを開催します!
◆令和4年度地方教育行政功労者表彰
◆「ならやまマイスター制度」~子どもたちの学びへの地域参画~ 奈良市立ならやま小中学校
◆マスターズ優勝・世界一を目指して 御所市立大正中学校 1年 石口寛樹
◆奈良県次世代教員養成塾第5期 開講式および第1回講座
◆高校入試Q&A(その2)
◆県立中学校入学者選抜 出願手続について
◆過重労働について考えよう
◆麦ごはん・牛乳・かみかみ丼の具・切干し大根の酢の物・キャベツのみそ汁
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発行:奈良県教育委員会事務局
●山より大きな猪
奈良県教育委員会事務局
学ぶ力はぐくみ課長 熊谷啓子
小学校1年生の頃、全校生徒の前で作文を発表したことがある。「みにくいアヒルの子」の読書感想文だった。当時の私は、引っ込み思案で人見知り、人前で発表するなんて絶対無理だと、自分も周りも思うような子どもだった。それなのに、発表者に選ばれてしまった。自信のない私は本当に嫌だったが、それから毎日、母との特訓が始まった。当日の舞台の上のことは全く記憶にないが、終わった後に近所の上級生のお姉ちゃんが、すごく上手で驚いたと褒めてくれたことだけはよく覚えている。
私は今でも人前で話すことは苦手だが、時折その時のことを思い出す。あの経験のおかげで、多少は自信をもって話せるようになったと思う。小学校教員という「話す仕事」を選んだのも、もとを辿ればそことつながるような気がする。非認知スキルの育成が注目されるが、子どもの頃の経験というのは、やはり宝物だと感じている。
年齢を重ねるにつれて、他にもいくつかの宝物を手にしてきたつもりだが、まだまだ新たにやってくる現実には通じないことも多い。何か状況が変わってしまう度に、いつも不安に襲われ、すぐに、「山より大きな猪が出たらどうしよう…」となってしまう。これも、小学生の頃からの基本的な性質で、変わらないのだ。
8年前、初めて小学校に校長として赴任した時もそんな性質が出た。「校長なんて私には無理だ。先生方にそっぽ向かれたらどうしよう。若手の先生方に話は通じるだろうか。提出書類のこともよく理解できていないし、だいだい、それより入学式の式辞はどうするんだ…」と「山より大きな猪」が猛突進してきた。4年前、教育研究所から教育政策推進課にきた時もそうだった。「課をうまくまとめられるのか。議会の対応なんて想像もつかないし…」と巨大な奴が次々出てきた。
この4月から、学ぶ力はぐくみ課に変わり、課長という立場も4年目を迎えた。いろいろなことがあったが、周りに助けられ乗り越えてきた感はある。相変わらず猪は出てくるが、自分の中の恐れや不安がものごとを巨大化させているだけなんだと、ようやく理解しはじめた。経験によって手にする能力やスキルは宝物だ。だが、私にとっての宝物は、怖くても不安でも逃げずに踏みとどまる習慣を身に付けてきたことかもしれない。非認知スキルの向上は、何も幼少期だけのものではないようだ。
「みにくいアヒルの子」の作文は、今でも押し入れの奥にある。いつか走り終えて、しみじみ読み返す日が来るのだろうか。あともう少し、猪たちと仲良くしてみよう。
●第31回奈良県産業教育フェアを開催します!
高校生等による産業教育に関する成果等の総合的な発表の場である「奈良県産業教育フェア」を開催します。この機会を通じて、新しい時代に対応する産業教育の在り方を探るとともに、多くの方々に本県の産業教育について知っていただきたいと考えています。
また、この産業教育フェアが、専門学科等に学ぶ生徒の励みとなり、高等学校等における産業教育の更なる活性化につながることを期待するとともに、中学生の進路選択の一助となれば幸いです。
なお、入場は無料ですので、どなたも気軽に御参加いただけます。
○ テーマ 光り輝く大和の技術 未来へ広がる希望の輪
○ 期 日 11月12日(土曜日)10時00分~16時00分
○ 会 場 イオンモール橿原
橿原市曲川町7丁目20番1号
○ 内 容 高校生等の作品展示、演示、体験コーナー、学校紹介、進路相談
○ポスターは、こちら から御覧いただけます。
○詳細は、こちら(奈良県教育委員会事務局高校の特色づくり推進課のページ)から御覧いただけます。
■お問合せ先
第31回奈良県産業教育フェア実行委員会事務局
県立御所実業高等学校
TEL 0745-62-2085 FAX 0745-62-6652
●令和4年度地方教育行政功労者表彰
地方教育行政功労者表彰は、地方教育行政においてその功労が特に顕著な教育委員会の委員または教育長が文部科学大臣によって表彰されるものです。今年度、県内からは次の3名の方々が表彰されました。
(年齢、主要職歴は令和4年8月31日現在のものです)
元 河合町教育委員会教育長 竹林 信也(たけばやし のぶや)さん(65歳 奈良県大和高田市在住)
河合町教育大綱を策定して河合町の施策の取組方針を定め、子どもをはじめとする全ての世代の住民が夢の実現を実感できる「河合愛AI構想」など、多様な施策を展開し、河合町の教育行政の推進に貢献されました。特に「学び愛」を通じた教育の町づくりを最上位構想としてかかげ、ICT教育の環境整備、小・中学校を原則35人学級とする河合町独自の学級編制、英語教育の推進など、未来に向けたグローバル人材の育成に尽力されました。
元 葛󠄀城市教育委員会委員 和田 治(わだ おさむ)さん(77歳 奈良県葛󠄀城市在住)
教育委員会委員として長年にわたって葛󠄀城市の教育行政の円滑な推進に大きく寄与され、平成29年からは人権教育推進協議会委員としても、葛󠄀城市の学校教育及び社会教育の充実と発展に貢献されました。コロナ禍における特殊な状況下での教育、ICT機器を活用した教育を推進するなど、時勢に即した学校教育の充実をはかり、学校及び幼稚園訪問を通して把握した実態に基づいて課題の改善に努め、特色ある学校づくりに尽力されました。
五條市教育委員会委員 井本 誓晃(いもと せいこう)さん(52歳 奈良県五條市在住)
教育に対する高い見識と的確な判断力をもって、長年にわたって教育委員会の取りまとめに尽力し、山積する教育の諸課題に対して有益で前向きな意見・提案を行い、五條市の教育行政推進に寄与されました。特に、学校の再編期には、教育環境の整備や学校運営の基盤作りに尽力されました。また、文化財関係において、平成22年に「五條新町」が伝統的建造物群保存地区に選定されるにあたって行われた街なみ環境整備事業等に大きく貢献されました。
今年度から施設一体型小中一貫教育校として開校した「奈良市立ならやま小中学校」の取組を紹介します。
●「ならやまマイスター制度」~子どもたちの学びへの地域参画~
奈良市立ならやま小中学校
本校は、右京小学校と神功小学校を統合再編し、平城西中学校と一体とした、施設一体型小中一貫教育校「ならやま小中学校」として、令和4年4月に開校しました。旧平城西中学校の敷地内に新しく小学校舎が建設され、この春から両小学校の児童がならやま小学校に元気に通っています。真新しい明るい校舎には、小中学生がともに集う図書メディアセンターがあり、地域が運営に参画しながら、子どもたちの学びを豊かにしています。また、本校は奈良市の最北端で京都府と隣接した地域にある平城・相楽ニュータウンに位置しています。今年はこのエリアが街びらきをしてから50周年という記念の年にあたり、地域を挙げての行事も盛んに行われています。
【図書メディアセンタ-】
近年、全国的に少子化による児童生徒数の減少がありますが、一方で、人の価値観の多様化が進み、それに伴って子どもたちの興味関心も多方面・多分野に広がっています。その点では本校も例外ではなく、子どもたち自らがテーマを設定して探究学習を進めるには、そのバラエティーに富んだ分野に対応できる人材の確保が必要となります。そこで、本校では「ならやまマイスター制度」を開始しました。地域にお住いのさまざまな専門分野・経験を持つ方々に、それぞれの分野のマイスターとして人材登録していただき、時にはアドバイザーとして子どもたちの学びの進め方に助言いただいたり、時にはエキスパートとして子どもたちの疑問にお答えいただいたりしながら、子どもたちが自分のテーマに沿って自らとことん学べるように寄り添っていただくことを目的としています。
来年度、本格的にスタートする探究学習に備え、地域新聞での広報や近隣の施設にもチラシを置いていただくなど、「ならやまマイスター」の新規登録を広く呼び掛けています。
【PTA会合での呼びかけの様子 & 地域と共に進める防災学習】
令和4年度ならやまマイスター募集の案内について、詳しくはこちら!
7月にアメリカ・サンディエゴで開かれたIMGA世界ジュニアゴルフ選手権の11~12歳の部で3位に輝くなど、世界を舞台に活躍する御所市立大正中学校の石口寛樹さんに、これまでの経験で学んだことや今後の目標について聞きました。
●マスターズ優勝・世界一を目指して
御所市立大正中学校 1年 石口 寛樹
私は、4歳からゴルフを始めました。最初は、習い事の一つぐらいの気持ちで取り組んでいました。しかし、小学校1年生で初めて出場した公式戦で、同年代のジュニア選手のゴルフに向き合う姿勢やゴルフの上手さに圧倒され、そこから私の気持ちに火がつきました。
一年間必死になって頑張り、目標としていた世界ジュニアの日本代表になることができました。そこから、三度の日本代表、また、全国大会制覇と結果を出すことができました。しかし、これは、私一人で成し遂げたことではありません。どんな時にでも一緒に取り組んでくれる両親やコーチ、また、一生懸命支えてくれるトレーナーの方々や学校の先生方の協力があったからこそできたことだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
その方々のためにも、これからも怪我をすることなく、よりいっそう努力して、一日も早くプロになって、マスターズ優勝・世界一になります。必ず!
いろいろと悩むことや大変なこともきっと多いと思いますが、私は挑戦し続けます。そして、最後まで絶対に頑張りますので、これからも温かい応援をよろしくお願いします。
【マスターズ優勝・世界一をめざして頑張ります!】
10月8日(土曜日)に、奈良県次世代教員養成塾第5期の開講式および第1回講座を奈良教育大学で実施しました。講座では、「教職へのビジョン」をテーマに、教員に必要な力や自分が目指す教師像について考えました。
●奈良県次世代教員養成塾第5期 開講式および第1回講座
10月8日(土曜日)に、奈良県次世代教員養成塾(前期プログラム)第5期の開講式が行われました。前期プログラムは、県内の高校に在籍する2年生が参加し、奈良県の小学校教員を目指して10回の講座に臨みます。
開講式では、奈良県次世代教員養成プログラム実行委員長の奈良教育大学竹村先生より、このプログラムで身に付けてほしい力として、「自分とつながる力」「人とつながる力」「学びとつながる力」「生き方とつながる力」の4つの力を示しながら、「このプログラムで経験したことは、小学校教員を目指す高校生のみなさんにとって大きな力になる。」と、力強く話してくださいました。
第1回講座は、「教職へのビジョン」をテーマに、「プログラムについて理解し、教職への興味・関心、特性・パーソナリティー、教育的な経験を振り返り、目指す教師像についての意見交流およびスピーチを行う。」ことが目標でした。受講生は、ICTを活用した授業を体験したり、教員に必要な力や経験についての講義を受けたりしました。最後に、自分はどんな先生になりたいかを考え、グループで意見交流をしました。
受講生のみなさんは、始めはとても緊張しているようでしたが、グループでの話し合いを進めるうちに、笑顔でお互いに意見を出し合う様子が見られました。異なる学校の生徒が同じ目標に向けて共に切磋琢磨できることは、このプログラムの大きな魅力です。これから1年間で多くの経験を積み重ねて、それぞれの夢の実現に向けて頑張ってほしいと思います。
【受講中の様子】
【受講生の感想】
- 様々な高校の人達との交流ができ、初めての人と話す緊張感から高校入学当初の気持ちを思い出し、初心に戻ることができた。次からは、もう少し自分の意見を積極的に言えたらいいなと思った。
- 自分が内向的なことに悩んでいたのですが、それぞれの教師が様々なパーソナリティーをもっていることで生徒たちに良い教育ができるということが分かって、悩みが消え、受講して良かったなと思うことができました。
- 同じ夢をもつ他校の生徒との交流ができました。同じ教師を目指す仲間でも、教師という職業に対しての価値観や理想像が全く違っていて、とても面白かったです。他校の生徒との交流は少し緊張しましたが、とても楽しく交流することができました。
- 自分では思い浮かばなかったことも、仲間の意見を聞いて納得できることがたくさんあったので、交流の大切さを改めて理解した。1人では解決できないことも、仲間と話し合うことでゴールに近づくことができると実感した。
- もっと自分の良いところを見つけることで、自分はどんな特徴があり、その良いところがどんな場面で役立つのかが見えて、自分の強みが分かると思います。また、今の私はまだ小学校の現場ではどんな教育がなされているのかをはっきりと理解しているわけではありません。だから、もっと小学校の現状を知って、これから自分はどんな力や知識をつけていけば良いのかを明確にしたいです。
- 教えるということには、勉強以外にもあるということを知った。今まで自分では意識してこなかったが、今の自分の人格は、家庭や学校生活の中で形成されてきたのだと改めて感じた。自分も、子どもたちが社会で生きていく上で必要な社会性などを学ぶために、仲間と協力することの大切さなどを教えていきたいと思った。子どもたちが卒業後に活躍する姿を見ることで、教師は達成感を感じることができるのだろうと思った。
- 講座の内容をただ理解するだけではなくて、心の底から「楽しい」と思って学べたことから「学ぶことの楽しさ」が分かった。
- 学ぶことの楽しさは自分の考え方が広がることだと思います。今回のようにいろんな人と意見交換をして、思ってもみないような意見を聞いて、驚きや楽しさを感じました。教えるというのは、子どもの成長を実感できるところに楽しさがあると思います。分からないことが分かるようになったとき、一緒に喜びを共有できるところに大きな楽しさがあると思います。
前回に引き続き、Q&A形式で令和5年度高校入試に関する情報をお届けします。
●高校入試Q&A(その2)
【Q1】
令和5年度県立高校の募集人員は、昨年度と変更になっていますか。
→A
県立高校入学者募集人員は、県内中学校の卒業予定者数等を基にして算出しています。
令和5年度の県立高校入学者募集人員については、令和4年度に比べて全日制課程において、103人、3学級の減、定時制課程において、72人減となっています。主な変更点は以下のとおりです。
○全日制課程
・国際高等学校
県立国際中学校が令和5年度から2クラスで新設されるため、国際高等学校の募集人員は国際科plus32名、国際科80名となります。
・十津川高等学校
普通科(木工芸・美術コース)及び(ふるさと共生コース)を総合学科に学科改編して40名を募集します。
○定時制課程
・奈良商工高等学校
機械科、ビジネス科を工業科、商業科に学科改編し、2つの学科をまとめて商工科として合計40名を募集します。
・大和中央高等学校
III部(主に夜間の課程)の募集を停止します。
〇通信制課程
令和4年度と同数を募集します。
各校の募集人員は、こちらをご覧ください。
【Q2】
一般選抜や二次募集の募集人員は、いつ発表されますか。
→A
令和5年度の一般選抜の募集人員については、特色選抜の合格発表が行われる令和5年2月24日(金)に発表します。当日の午後6時ごろに、高校の特色づくり推進課のWebページ「公立高校入試出願・実施状況等」(こちら)に掲載しますので、ご覧ください。
また、二次募集については、一般選抜の合格発表が行われる令和5年3月16日(木)に発表します。当日の午後6時ごろに、高校の特色づくり推進課のWebページ「公立高校入試出願・実施状況等」(こちら)に掲載しますので、ご覧ください。
※令和5年度入学者選抜の日程、入学者選抜実施要項及び入学者選抜概要は、高校の特色づくり推進課のWebページ「高校入試」(こちら)に掲載しています。
※昨年度(令和4年度)の特色選抜や一般選抜などの出願者数は、高校の特色づくり推進課Webページ「公立高校入試出願・実施状況等」(こちら)に掲載していますので、ご覧ください。
担当:高校の特色づくり推進課高校教育指導係(0742-27-9851)
県立国際中学校、県立青翔中学校の入学者選抜の検査は、令和5年1月28日(土)に実施します。今回は、これに先立つ出願方法を説明します。
●県立中学校入学者選抜 出願手続について
1 出願手続に必要な書類
(1) 入学願書
入学願書は、県立国際高等学校、県立青翔中学校又は奈良県教育委員会事務局高校の特色づくり推進課(奈良県庁内)で配布しています。
もし、郵送を希望される場合は、こちらのWebページの「令和5年度奈良県立中学校入学願書の入手方法について」(こちら)をご覧ください。
(2) 入学考査料
2,200円分の奈良県収入証紙を購入し、入学願書に貼ってください。奈良県収入証紙の販売場所については、こちらをご覧ください。
(3) 調査書
調査書は、保護者からの依頼を受け、小学校長が作成します。調査書が入っている封筒を小学校から受け取り、他の書類とともに志願校に提出してください。※調査書が入っている封筒を開封すると無効になりますので、ご注意ください。
(4) 受検票送付用封筒
郵送で出願される場合に必要になります。定型郵便物用長形3号の封筒に404円分の切手を貼り、自宅等の宛先を記入してください。
(5) 結果通知用封筒
入学者選抜の結果を通知するための封筒です。定型郵便物用長形3号の封筒に674円分の切手を貼り、自宅等の宛先を記入してください。
2 出願方法
出願方法は、郵送による出願と持参による出願の2通りあります。県立国際中学校を志願される場合は県立国際高等学校、県立青翔中学校を志願される場合は県立青翔中学校に出願してください。
(1) 郵送による出願(簡易書留・速達)
受付期間:令和5年1月16日(月)から令和5年1月20日(金)(令和5年1月20日の消印有効です。)
※郵送による出願の場合、提出書類に「受検票送付用封筒」を同封して郵送してください。受検票はこの封筒により返送します。
(2) 持参による出願
受付期間:令和5年1月23日(月)と令和5年1月24日(火)
※午前9時から午後3時までに提出書類等を持参してください。
※受検票は受付時に交付します。
* 県立中学校の入試に関する情報は、次のWebページからもご覧いただけます。
高校の特色づくり推進課中学校入試Webページはこちら
担当:高校の特色づくり推進課高校教育指導係(0742-27-9851)
毎年11月は「過労死等防止啓発月間」です。シンポジウムや過重労働解消キャンペーンが実施されます。この機会に、ご自身の働き方や健康管理について考えてみませんか。
●過重労働について考えよう
毎年11月は「過労死等防止啓発月間」です。シンポジウムや過重労働解消キャンペーンが実施されます。
「過労死等」とは、業務における過重な負荷による脳血管疾患または心臓疾患を原因とする死亡、もしくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡、またはこれらの脳血管疾患、心臓疾患、精神障害をいいます。
【労働時間の現状】
週の労働時間が60時間以上の労働者の割合は、近年低下傾向であるものの、労働者全体の5%以上となっており、いまだ長時間労働の実態が見られます。また、脳・心臓疾患が業務によるものと認められた労災支給決定件数についても、依然として高い水準で推移しています。近年では、仕事上の強いストレスが原因となってうつ病などの精神障害を発病し、それが労災と認められる件数も年々増加しています。
【長時間労働と過労死等】
長時間にわたる過重な労働は、疲労の蓄積をもたらす最も重要な要因と考えられ、さらには脳・心臓疾患との関連性が強いという医学的知見が得られています。
【働きすぎによる健康障害を防止するために】
- 出退勤管理は正確に・・・適正な労働時間の把握が大切です。
- 必要時医師面接を受けましょう・・・時間外勤務時間が月100時間を超える場合や、2-6ヶ月の平均が80時間を超える場合には医師面接が必須となります。その他必要時には産業医による面接を受けましょう。
- 日頃の健康管理が大切です・・・睡眠時間の確保および健康づくりに取り組みましょう。
【奈良県教育委員会での取り組み】
奈良県教育委員会事務局・県立学校では、過重労働による健康障害を防止するための対策実施要綱を定め、健康障害を防止するための取組を行っています。
【おわりに】
キャンペーンをきっかけに過重労働について知ることで、ご自身の働き方、健康管理について考える機会になっていただければと思います。保健だより11月号もご覧ください。
「保健だより」vol.18. 2022.11月号はこちら!
奈良県内の地域の産物や行事食、旬の食材を取り入れるなどの工夫をした、我が町・我が校自慢の学校給食の献立をご紹介しています。以下のレシピをクリックしていただくと、分量や調理の方法を見ることができます。ご家庭でも、ぜひお試しください。
●今月の地域
野迫川村・小学校
●今月の献立
主 食 :麦ごはん
牛 乳 :牛乳
主 菜 :かみかみ丼の具
副 菜 :切干し大根の酢の物
汁 :キャベツのみそ汁
※レシピはこちら!
野迫川村は、山間地で豊富な山林資源と自然がいっぱいの村です。林業ときのこ等の特用林産物産業を発展させたいとして、原木しいたけ栽培に着手しています。今回は、村の事業として行われていた冬菇しいたけを提供していただき、かみかみ丼に使用しました。それぞれの食感を味わうことができるので、冬菇しいたけの風味や肉厚でコリコリとした食感が他の食材と混ざり、おいしく食べられます。
2022年10月27日 令和3年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果について
2022年10月27日 大宇陀高等学校 部室・倉庫棟新築工事に伴う地質調査業務 入札結果
2022年10月27日 「ならの教育応援隊」のページを更新しました。
2022年10月26日 「『地域と共にある学校づくり』集いの広場」のページを更新しました。
2022年10月26日 吉野高等学校校舎改修工事
2022年10月25日 明日香養護学校空調機設置工事開札結果について
2022年10月25日 二階堂養護学校トイレ洋式工事入札公告について
2022年10月24日 講習会(GIGAスクール環境下における体育授業の充実)を開催します
2022年10月21日 奈良県社会教育委員会議
2022年10月21日 令和4年度第8回定例教育委員会の開催について
2022年10月20日 令和5年度奈良県立宇陀高等学校専攻科 後期選抜及び留学生選抜募集人員
2022年10月20日 令和5年度奈良県立奈良南高等学校専攻科 後期選抜募集人員
2022年10月20日 奈良県産業教育フェア
2022年10月20日 令和4年度地方教育行政功労者表彰について
2022年10月19日 「『地域と共にある学校づくり』集いの広場」のページを更新しました
2022年10月19日 公開研究発表会(GIGAスクール環境下における体育授業の充実)を開催します
2022年10月18日 奈良県高校生合同企業説明会
2022年10月14日 優良PTA文部科学大臣表彰(小学校PTA)について
2022年10月14日 「『地域と共にある学校づくり』集いの広場」のページを更新しました。
2022年10月13日 県外居住者及び県外中学校卒業者等の県立高校志願者の皆さんへ
2022年10月12日 令和5年度奈良県公立高等学校入学者募集人員
2022年10月12日 令和4年度 文部科学大臣表彰について
2022年10月06日 建築・土木に関心がある方へ
2022年10月06日 福祉に関心がある方へ
2022年10月06日 建築や土木の分野で活躍しよう(建築学科・土木学科リーフレット)
2022年10月06日 「外遊び、みんなでチャレンジ!」オータム記録の掲載を始めました。
2022年10月03日 社会教育功労者表彰
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発行:奈良県教育委員会事務局 高校の特色づくり推進課
〒630-8502 奈良市登大路町30番地
TEL 0742-22-1101(代表)
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