開花しにくいトウキ優良品種の育成 トウキは根が漢方薬に利用される代表的な薬用作物です。奈良県は古くから優良産地として知られていましたが、近年は生産量が減少しています。また、開花してしまうと根の商品価値が無くなる性質があり、栽培上の課題となっています。そこで、トウキの再興を目指して、栽培株の中から開花しにくいものを選抜し、優良品種の育成を試みています。 開花しにくいトウキ優良品種の育成 (左:トウキの花、右:トウキの根)