地域教育係

公立小・中学校における「地域と共にある学校づくり」

 近年、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化し、地域の教育力の低下が指摘されています。
 公立幼稚園、認定こども園、小・中学校では、本県の子どもたちの教育課題である「規範意識、社会性の向上」等を図るため、保護者や地域住民が学校の教育活動に参画し、学校と協働して、地域ぐるみで子どもたちを育む活動を展開しています。この一連かつ継続的な取組が、「地域と共にある学校づくり」です。
 「地域と共にある学校づくり」においては、学習支援活動(放課後や休日に実施されるものを含む)、環境整備活動登下校の安全見守り活動学校行事支援特別活動の支援など様々な活動をしており、これらの活動を通じて、地域の教育力の向上を図っています。
 なお、県内の園・学校は、奈良県学校・地域パートナーシップ事業(国の補助事業)」等を活用して「地域と共にある学校づくり」の充実を図っています。

※ 詳しい県内の取組の様子はこちらへ
  → 令和2年度  令和元年度  平成30年度  平成29年度  平成28年度

県立学校における「地域と共にある学校づくり」

 県立学校における「地域と共にある学校づくり」は、地域の人々と目標やビジョンを共有し、地域と一体となって子どもたちを育むため、現在、下記の二つの柱で進めています。

 【県立学校による地域との協働推進事業】

 この事業は、「奈良県教育振興大綱」の「目指す人間性」や「施策の方向性」の内容を実現させ、生徒の社会を生き抜く力を養成し、地方創生を担う人づくりに資することを目指しています。そのため、地域や社会との協働の下、子どもが地域活性化に向けて主体的に企画・立案する取組への支援を行っています。それぞれの学校では、「地域への情報発信」「スポーツや文化を振興する取組」「地域創生に寄与する活動への参画」など、多様な取組が展開されています。

 【コミュニティ・スクールの推進】

 「地域と共にある学校づくり」の「組織・体制づくり」のツールの一つとして学校運営協議会の活用があり、学校運営協議会が県立学校における「学校と地域の熟議の場」の一つとなっていくと考えています。学校運営協議会を設置することで、「協働推進事業」などにより築いてきた学校と地域の連携・協働が、さらに組織的・継続的に確立され、基盤が持続可能なものになっていくと思われます。さらには、子どもにつけたい力などがきちんと共有されることにより、地域貢献活動が、単発の行事ではなく、より子どもを成長させるとして位置づけられ、まさに地域が子どもにとっての「学びのフィールド」となっていきます。

※ 詳しい県内の取組について

コミュニティ・スクール

   グローバル化や少子高齢化等の急速な社会情勢の変化に伴い、新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の「連携・協働」を一層の推進していくことが求められています。

 奈良県におけるコミュニティ・スクールは、「地域と共にある学校づくり」を一層推進する効果が期待されるものです。学校・地域の現状に合わせ、目の前の子どもたちの明日を考える大切なこの仕組みを整備していくことが今求められています。

※ 研修等について

 

ならの教育応援隊

「ならの教育応援隊」とは

 学校・園の教育活動の一層の充実のために、子どもたちに出前授業や見学等を提供する団体や企業のことです。
 「ならの教育応援隊」は、教育分野における社会貢献活動の一環として、様々な取組を学校・園に提供します。

 

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