十津川村におけるツキノワグマの捕獲について
令和7年12月14日、吉野郡十津川村大字沼田原でツキノワグマが捕獲されたため、奈良県ツキノワグマ保護管理計画(第6次計画)に基づき、下記のとおり対応しました。
1.捕獲場所
奈良県吉野郡十津川村大字沼田原(ぬたのはら) 地内
2.捕獲日時
令和7年12月14日 日曜日 午前9時00分頃
3.発見者
奈良県猟友会十津川支部
4.個体の概要
オスの成獣、推定2歳前後、全長約113cm、体重約46kg
なお、当該個体は過去に捕獲歴の無い個体であった。
5.捕獲の経緯
12月上旬頃から十津川村大字沼田原地内においてツキノワグマの目撃が相次いだことを受け、12月9日(火)からツキノワグマの有害捕獲許可により同集落内に捕獲檻を設置した。
6.捕獲後の対応
今回、「集落ゾーン」にあたる区域内での捕獲であることから、今年10月1日に改定した「奈良県ツキノワグマ保護管理計画(第6次計画)」に基づき、12月15日(月)13時30分頃、殺処分とした。方法は薬剤を使用し、ツキノワグマに対し苦痛を与えない方法とした。
また、処置後個体は同村内にて焼却処分とした。