児童虐待を受けている子どもたち(特にネグレクト)は、不規則な生活習慣等から虫歯が多いと言われています。歯科医師が児童虐待を見逃さないためには、児童虐待に対する理解と対応が必要となってきます。その観点から、今回は歯科医師を対象としたマニュアルを作成しました。
本マニュアルにより、歯科医師の児童虐待の早期発見、未然防止や虐待の重度化予防につなげます。
1 配布先・配布方法
県内で勤務されている全ての歯科医師、歯科診療所、関係機関に配布予定
2 ビジュアルガイドの内容
奈良県歯科医師会・児童虐待予防マニュアル作成委員会による作成。各種写真やグラフを含む。
1. 児童虐待
2. 一時保護所から見えたもの
3. 児童虐待に対する歯科医師のつとめ
4. 奈良県の歯科医師からの提言
5. 児童虐待に関する関係機関と連絡先
付録:虐待発見チェックシート(通告のフローチャート)
フルカラー45ページ
3 児童虐待予防マニュアル活用研修会
県内の医師を対象に本ガイドの活用方法等について研修会を開催
日時:平成24年2月26日(日) 13時30分~
場所:奈良県歯科医師会館(奈良市二条町2丁目9-2)
4 児童虐待予防マニュアルの閲覧について
本マニュアルは、歯科医師、歯科診療所、関係機関のみに配布しているため、こども家庭課での閲覧をお願いいたします。