出会う 奈良県歴史文化資源データベース

太子道(安堵町) たいしみち(あんどちょう)

記入年月日 2017/03/22

太子道
所在地
奈良県生駒郡安堵町東安堵周辺
区分
古道・古街道 | 古道・古街道など
指定内容

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
太子道は、聖徳太子が斑鳩宮から飛鳥までを通ったとされる古道です。奈良盆地を南北に走る直通道路である、上つ道・中つ道・下つ道に対して、西に約20度ほど傾いていたため、俗に「筋違道」と呼ばれました。この道は、現在、田原本・三宅・川西町あたりまではある程度復元できますが、安堵町内では高塚西(安堵小学校東)から飽波神社前を通過し、トーク安堵カルチャーセンター東から、安堵保育所西、広峰神社前に続く道がその名残であると考えられています。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
当地と近隣市町村を結ぶ太子道は、古道として伝えられてきた道であり、聖徳太子と地域との関わりを示す史跡や伝承が残ることから、今後も守り伝えていく必要があります。
当資源と関連する歴史上の人物とその概要
聖徳太子
当資源と関連する文献史料
『安堵風土記』、『安堵村史』、『安堵町史』
当資源と関連する伝承
通称「腰掛石」、雀の伝説
問い合わせ先
安堵町歴史民俗資料館
電話番号
0743-57-5090

掲載されております歴史文化資源の情報は、その歴史文化資源が地域にとって大切であると考えておられる市町村、所有者、地域の方々により作成いただいたものです。
見解・学説等の相違については、ご了承ください。