調子丸古墳 ちょうしまるこふん
記入年月日 2017/03/22
- 所在地
- 奈良県生駒郡斑鳩町東福寺1丁目
- 区分
- 遺跡 | 古墳
- 指定内容
- 町指定史跡
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
- 歴史文化資源の概要
- 駒塚古墳の南方約100mのところに位置する古墳で、『大和名所図会』にも「調子丸塚」として描かれています。古墳の名称は、聖徳太子の愛馬である黒駒の馬丁(世話係)であった調子丸の墓という伝承に由来します。調子麿(調子丸)とは百済の聖明王の甥で、来日して聖徳太子に仕え、84歳で亡くなったといわれています。現状では直径約14mの円墳ですが、周辺で行われた発掘調査の結果、5世紀頃に造営された直径30m級の円墳と考えられています。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 聖徳太子ゆかりの伝承のある古墳の一つであるためです。
- 当資源と関連する歴史上の人物とその概要
- 調子麿(調子丸)
百済の聖明王の弟にあたる調宰相の息子で、来日して聖徳太子に仕え、84歳で亡くなったといわれています。
- 当資源と関連する文献史料
- 『玉林抄』
『大和名所図会』
- 当資源と関連する伝承
- 聖徳太子の愛馬である黒駒の馬丁(世話係)であった調子丸の墓であると伝えられています。
- 他地域の関連する歴史文化資源
- 西福寺
調子丸の墓と伝えられる石塔があります。
- 問い合わせ先
- 斑鳩町文化財活用センター
- 電話番号
- 0745-70-1200
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