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芳徳寺本堂 ほうとくじほんどう

記入年月日 2019/04/26

芳徳寺本堂
所在地
奈良市柳生下町445
区分
建造物 | 宗教建築
指定内容
奈良市指定文化財

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
 奈良市の柳生地域に所在する寺院の本堂です。
 江戸時代の建物で、奈良市指定文化財に指定されています。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
 芳徳寺は、寛永15年(1638年)柳生但馬守宗矩(むねのり)によって父石舟斎宗厳(むねよし)の菩提を弔うために創建されました。現在の本堂は『神護山法徳寺前録』によって、宝永8年(1711年)の火災のあと、正徳4年(1714年)に再建されたものと考えられます。
 内部は禅宗寺院にみられる六間取りの典型的な方丈形式で、奈良市内では唯一の方丈建築であり、芳徳寺柳生家墓所(市指定文化財史跡)や旧柳生藩家老屋敷(県指定有形文化財)とともに柳生家の歴史を留めるものとしても貴重な建物です。
当資源と関連する歴史上の人物とその概要
柳生但馬守宗矩が、父石舟斎宗厳を弔うために、沢庵和尚を開山として創建。
当資源と関連する文献史料
『神護山法徳寺前録』
問い合わせ先
芳徳寺
電話番号
0742-94-0204

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見解・学説等の相違については、ご了承ください。