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国造神社 くにつくりじんじゃ

記入年月日 2021/09/15

国造神社の外観
所在地
奈良県吉野郡吉野町柳
区分
建造物 | 宗教建築
指定内容

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
 崇神天皇11年6月17日の鎮座と伝わる神社で、応神天皇15年11月10日に今の宮地に遷座したといいます。明治40年には村社となっています。柳川の左岸に立地し、祭神は大巳貴命です。天武天皇11年3月17日に天武天皇の行幸があったと伝えられています。また、源義経も度々参拝したといいます。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
旧村社であり、今も地域の方々によって秋祭りが開催されるなど、地域に根付いた歴史文化資源です。中龍門地域の中でも、古い時代の伝承がよく残されており、地域の人々に大切にされてきた様子がうかがえます。
「記紀・万葉集」との関連とその概要
天武天皇白鳳11年3月17日に天武天皇の行幸があったと伝えられています。壬申の乱後の天武天皇にまつわるサイドストーリーの舞台といえます。
当資源と関連する歴史上の人物とその概要
【大海人皇子】天智天皇の弟。天智天皇の没後、壬申の乱に勝利して天武天皇となった。 即位後は官制改革、都の遷都、『古事記』編纂の指示、貨幣の発行、寺社の整備など様々な改革や取り組みを行ったことで知られる。後世の軍記物語でも紹介されるなど、人気が強い歴史上の人物のひとり。
当資源と関連する文献史料
大海人皇子の文献としては『古事記』『日本書紀』。 伝承が書かれているのは『吉野郡史料』。
当資源と関連する伝承
天武天皇白鳳11年3月17日に天武天皇の行幸があったと伝えられています。
他地域の関連する歴史文化資源
とくになし
問い合わせ先
吉野町産業観光課
電話番号
0746-32-3081

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