出会う 奈良県歴史文化資源データベース

櫛山古墳 くしやまこふん

記入年月日 2023/10/11

空から見た櫛山古墳
所在地
天理市柳本町1867
区分
遺跡 | 古墳
指定内容
国指定史跡

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
 柳本古墳群は奈良盆地東南部の山麓にひろがる古墳群で、纒向古墳群・大和古墳群とともに初期ヤマト政権を支える有力集団の実態とその構造を知るうえで重要な古墳群とされています。
 柳本古墳群に所在する櫛山古墳は行燈山古墳(崇神天皇陵)のすぐ東側に立地する全長約155mの古墳で、通常の前方後円墳に短い方形部(造り出し)を付加したような特異な形状から、双方中円墳とも呼ばれています。後円部(中円部)の墳頂で見つかった竪穴式石室からは、石棺の一部のほか、多数の副葬品(鉄製品・石製品)が出土しました。また、後方部(造り出し)では白礫を敷いた特殊な遺構も見つかっています。また、墳丘各所に様々な埴輪が並べられていたことも分かっています。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
 特異な墳形で知られる古墳です。また、埴輪や副葬品の様相がある程度わかっているという点で柳本古墳群のなかでは貴重な古墳と言えます。墳丘上を自由に見学できるという点も魅力の一つです。
「記紀・万葉集」との関連とその概要
万葉集にうたわれた山の辺の道に近在する古墳です。
当資源と関連する歴史上の人物とその概要
特定の人物との関わりは明らかになっていませんが、初期ヤマト政権と密接に関わる重要な人物の墳墓と考えられます。
当資源と関連する文献史料
直接言及した文献史料はありません。
当資源と関連する伝承
該当ありません。
他地域の関連する歴史文化資源
大和古墳群 柳本古墳群 纒向古墳群
問い合わせ先
天理市教育委員会事務局文化財課
電話番号
0743-65-5720

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