背景・目的

 超高齢社会の到来を受け、増大する医療費削減の観点からも予防医学の意義が再認識されつつあり、「未病を治す」漢方が注目を集めています。
 本県は漢方や生薬製剤について、奈良時代にまで遡る文化的・歴史的厚みや、地場産業として配置薬業が発展してきた他府県にはない特徴があります。
 今後、需要が見込まれる漢方に関し、こうした奈良県ならではの蓄積を活かし、原料となる薬用作物の生産、漢方関連品の製造販売に関する既存の業振興もさることながら、関連する新たな商品・サービス等の創出も視野に入れ、県内の産業活性化を図ります。

各ステージにおける取組

 部局横断的なプロジェクト体制を組み、生薬の供給から漢方の普及までを見渡したうえで、次のステージごとの課題に取り組んでいきます。
  ・ステージ1.生薬の供給拡大     ・ステージ2.漢方薬等の研究・臨床
  ・ステージ3.漢方薬等の製造     ・ステージ4.漢方薬等の販売促進

  ・ステージ5.  漢方の普及
 ○実施体制については、こちらへ→「プロジェクト実施体制
 ○各部局の取組については、こちらへ→「各部局における取組

 

プロジェクト実施体制

 県では、平成24年12月に、医療政策部、産業・雇用振興部、農林部などにより、部局横断的な「漢方のメッカ推進プロジェクトチーム」を立ち上げました。
 本プロジェクトの推進に際しては、アドバイザーとして、慶應義塾大学の渡辺賢治先生を奈良県漢方推進顧問として迎え、また、本プロジェクトを統括する知事公室審議官を設置しました。
 毎月、顧問や審議官をはじめ、関係部局担当者によるプロジェクトチーム会議を開催し、事業進捗の確認や今後の推進方針について討議しています。