流行性角結膜炎

流行性角結膜炎とは

流行性角結膜炎は、8月を中心として夏に多いウイルス性感染症です。

15歳を中心とする小児に多い感染症ですが、成人も含む幅広い年齢層にみられます。

感染力が強く、昔から一般に「はやり目」と呼ばれています。

原因と症状

【原因】

流行性角結膜炎の原因は、アデノウイルス(D群の8,19,37,53,54,56型、B群の3,7,11型、E群の4型など)です。

【症状】

感染して12週間後に急に発症し、結膜が充血して目やにや涙がたくさん出ます。

かゆみはほとんどありませんが、痛みを伴うことがあります。耳の前のリンパ節が腫れることもあります。症状の強い人では、結膜の表面に白い炎症性の膜(偽膜)ができることがあります。

感染力が強いため、両目に感染しやすいですが、先に症状が出た目の方の症状が重くなります。

発病してから23週間で治ることが多いです。

感染経路

流行性角結膜炎の患者が目をこすった手や、目を拭いたハンカチなどから感染します。

予防方法

こまめな手洗いを行いましょう。タオルや点眼薬などの共用は避けるようにしてください。

感染した場合、周囲の人に感染を拡げないよう目を拭くときはティッシュペーパーなどの使い捨てのものを使い、きちんと処分しましょう。また、お風呂は最後に入るようにしましょう。

治療方法

特別な治療法はありません。症状によって炎症を抑える薬の点眼や、細菌の感染を防ぐため抗菌薬の点眼を行うことがあります。

登校・登園について

医師が周囲への感染のおそれがないと判断するまで出席停止です。

お問い合わせ

奈良県感染症情報センター  (奈良県保健研究センター内)

〒633-0062 桜井市粟殿1000
電話番号 0744-47-3183