山ありダニあり

ヨーロッパ地域における麻しん患者報告数の増加に伴う海外渡航者への注意喚起

 麻しん(はしか)は、我が国は平成27年3月に「麻しんの排除状態にあること」が認定されました。しかし、その後も海外からの輸入例を発端として、集団発生事例は起こっています。

 
 麻しん(はしか)は、インド、中国をはじめとして、海外の多くの国で、普通に流行しています。

《WHO麻しん流行マップ》
http://www.who.int/immunization/monitoring_surveillance/burden/vpd/surveillance_type/active/measles_monthlydata/en/

 近年、ヨーロッパ地域において麻しん(はしか)患者が増加しており、このところ、特にイタリアルーマニアで著しく増加していると発表されています。(欧州疾病対策センター)


 海外渡航の予定のある方々は、以下の2点についてご検討ください。

1. 麻しん(はしか)にかかったことが明らかでない場合、渡航前には、麻しん(はしか)の予防接種歴(記録)を母子手帳などで確認し、2回接種していない場合は予防接種を検討すること
 麻しん(はしか)の既往歴や予防接種歴が不明の場合は抗体検査を検討すること

2. 帰国後には、2週間程度は麻しん(はしか)発症の可能性も考慮して健康状態に注意すること


麻しんリーフレット
 1枚目(出国前の注意事項)
 2枚目(帰国後の注意事項)

イタリア・ルーマニアを含むヨーロッパ地域で「麻しん(はしか)」の大規模な流行が起きています


海外に行く方へ みんなで目指そう「麻しんがゼロ」
 みんなで目指そう「麻しんがゼロ」
最新週報(pdf版)は「感染症情報センター週報」ページからダウンロードできます。

最新の奈良県感染症情報(感染症情報センター)

 詳しくは週報をご覧下さい

❖定点把握感染症報告状況(定点当たりの患者報告数の上位5疾患)❖
◆平成30年 第27週◆

順位 疾患名 奈良県
定点当たり (前週)
1 感染性胃腸炎 4.32 (5.21)
2 A群溶連菌咽頭炎 2.03 (2.71)
3 ヘルパンギーナ 1.74 (1.26)
4 手足口病 0.82 (0.91)
5 突発性発しん 0.53 (0.59)

発生状況

:

大流行

流行

やや流行

少し流行

散発

(疾患毎に、基準値を定めています。)

❖県内概況❖

ヘルパンギーナの報告数が増加しています。特に中和保健所管内東部地域で増えており、3歳以下で7割以上を占めています。ヘルパンギーナは、2~4 日の潜伏期の後、突然の高熱と咽頭痛を生じます。口腔内の水疱がひどく、破れると強く痛むため、食事や水分をとることも困難になり脱水症状を引き起こすこともあります。予防法は、感染者との密接な接触を避けることや手指の消毒、うがいを行うことなどです。また、便中へのウイルス排泄は、発症から2~4週間後頃まで、続くとされています。おむつの交換後の手洗いは忘れずに行いましょう。

警報・注意報等について

  

お問い合わせ

奈良県感染症情報センター  (奈良県保健研究センター内)

〒633-0062 桜井市粟殿1000
電話番号 0744-47-3183