平成28年度より実施している国宝 当麻寺西塔の保存修理工事が終盤を迎え、足掛け4年間にわたり塔を覆っていた素屋根(工事用仮設足場)が解体されました。また、劣化した基壇の石材も取替えられ、建立当初に近い姿を取り戻しました。これを記念して、以下の通り修理現場を公開します。
当日は西塔の基壇上より、心柱や心柱を囲う板に描かれた千体仏などの内部の状況をご覧いただけます。
修理が竣工すると、西塔の背面には近づくことができなくなるため、平安時代以前に遡ると思われる基壇の南西隅束石などを間近から観察できる数少ない機会となります。
工事に伴い出土した古瓦の展示や解説も実施します。
日時:令和2年2月29日(土曜日)
10時00分~16時00分(受付終了15時30分)
場所:国宝 当麻寺西塔(葛城市當麻1263 當麻寺境内)
見学:無料
受付:
当日、現地で受付(事前申し込み不要)
詳細については以下の要項をご覧ください。
実施要項(pdf 115KB)
【当日配布資料】
国宝当麻寺西塔修理現場公開パンフレット(pdf 4128KB)
公開見どころの解説(pdf 4724KB)
(参考)令和元年度情報発信資料(pdf 3750KB)