| テーマ |
季節を味わう |
| ねらい |
伝統的な食品加工(調理法)を出会い、味う。 |
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| 現状把握 |
実施の背景 |
端午の節句を前に、ちまきは子どもが無事育つようにの意味も込めて |
| おとなの人が作っていることも知りながら楽しんで作ろう! |
| また、米つくりをするにあたり、米粉で作る料理をつくり味うことで、より期待すること |
| ができるようにしたい。 |
| 実施 |
対象者 |
第三保育所 5歳児 |
| 場所 |
保育室 |
| スタッフ・関係者 |
保育士・調理員・所長(わらの結び方を教えてもらう) |
| 内容・方法 |
・米粉、餅粉、砂糖に触れ、餅へと変化していく様子を楽しむ。(子ども) |
| ・友だちと協力しながら混ぜる。(子ども) |
| ・調理員さんに蒸してもらう。(調理員) |
| ・餅を成型し笹で巻き、わらで結ぶことを楽しむ。(子ども) |
| ・笹での包み方、わらの結び方を子どもたちに知らせる。(保育士) |
| ・できたちまきを、異年令の友だちや保育士などに持っていって食べてもらう。(子ども) |
| ・「おいしかったよ」などの声をかけてもらう。(子ども) |
| ・友だちと一緒にちまきを味わう。(子ども) |
| 《下準備として保育士がしておくこと》 |
| ・熊笹を取ってきて熱湯に通し、あく抜きをしておく。2日ほど。 |
| ・わらはそうじをして湯通ししておく。 |
| 活用した媒体等 |
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| 評価 |
結果及び考察 |
・米粉に触れて、「これ、お米の粉?サラサラやな」と不思議そうに触ったり、水を入れ |
| ると「どろどろになったなぁ。クリームみたい」「ほんまにお餅になるの?」いっていた子 |
| どもたちが、蒸してもらうことで餅状になっていく変化に驚いていた。 |
| 友だちに「5歳児さんが作ってんで」と話しながらたべたり、異年令の友達や職員に |
| 「おいしかった?」と声をかけて「おいしかったよ」返事してもらって自分たちが作った |
| ことに満足感を味わい、次への意欲にもつながっているように思う。 |
| また、普段触れることのない、笹やわらを使うことで自然の物が活用できるにも気づく |
| ことができたように思う。笹が蒸されていくと「笹の葉っぱいいにおいするなぁ」との |
| 感想も聞かれた。 |
| 一年を通じて米作りを体験していこうと考えているので、米作りへの期待やできた米で |
| 米パンづくりをすることへの期待につなげていきたい。 |
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| 今後の課題 |
バケツや園庭のたんぼで米づくりをしていきたい。収穫した米で米粉パンづくりをして |
| いこうと考えている。その過程で、「米粉は、砕けた米を活用してきたこと」など、物を |
| 大切にする知恵も伝えながら、収穫した物を調理して味わうことに期待を持てる |
| ようにしていきたい。 |