カキは樹高が高くなりやすいため、栽培に脚立が必要で作業性が悪く、危険を伴います。近年、カキのわい性台木やジョイント栽培法が開発され、脚立を使わない低木栽培ができるようになりましたが、それぞれ専用苗が必要です。しかし、現状では専用苗は入手しづらいうえ、低木栽培の生産性や省力性は、一部の品種においてしか明らかとなっていません。そこで、奈良県で開発したカキの幼苗接ぎ木や大苗育苗技術を利用した低木栽培専用苗の育成方法や、県内主要品種の低木栽培における収量性、省力性の検討を行っています。
|
|
ジョイント栽培 |
わい性台木による栽培 |